今日はいよいよ、湖面が鏡のようになった「鏡のウユニ塩湖」をたっぷりとご紹介します。
トゥヌーパ火山の位置は、下の地図で再度ご確認ください。
帰り道を、トゥヌーパ火山から塩のホテルまで直線で書いてしまいましたが間違いです。途中で「塩のホテル-魚島」間のルートに戻ります。
雨期のウユニ塩湖は、乾期とは違った美しさがあります。雨期の一時期だけ、厚い塩の層の表面に薄く水が張り、そこに周囲の景色が映し出される「鏡の湖」を『塩湖の中から』見ることができます。
どうして一時期だけかというと、水位が高くなると塩湖の中に車を乗り入れることができなくなり、岸からしかこの光景を見ることができません。360度見渡せる塩湖の中から見るのと岸から見るのとでは、光の加減が違うので、鏡の湖面の美しさを堪能するには、やはり湖面に出る必要があります。
今回は、『美少女モデル』が同行しているので(笑)、モデル付きのウユニ塩湖の写真です。親父が写っていても様になりませんが、ボリビアの美少女だとなかなか絵になります。ちょっとだけ若すぎますが。
アイリーンのパパとママです。う~ん、やはり大人は絵にならないなぁ。
青い背景に、アイリーンのオレンジのTシャツがよく映えます。普通は、あまり人の写っていない写真を撮るようにしているのですが、このオレンジがアクセントになって、人のいない景色よりもいい感じかなぁと思います。
水深は、3~5センチくらいでしょうか。浅いように感じますが、車が走行するとき、塩水をまきあげるため、危険な水位です。塩水によるエンジントラブルが怖いです。
以降の写真で見るとおり、ここまで来た他の車のタイヤ痕は全くありません。近くまでは1本だけありましたが。ここ2、3日は、ここまで来た観光客は私たちだけのようでした。
ということは、車のエンジントラブルが発生すると、救助がくるのは明後日?
普通の靴では車外に出られないので裸足になります。この日はたまたま暖かな日だったので、裸足になるのは気持ちのいいものでした。
塩床がゴツゴツして、歩くのが大変です。結構痛いです。
この塩水浴?はいろいろな病に効くとガイドが言っていました。リュウマチとか関節炎などに良いようです。塩のゴツゴツが足の裏を心地よく刺激してくれます(嘘です。とても痛いです)。
アイリーンの手が白くなっているにお気づきでしょうか。塩水に手足を入れ、乾くと、まるで小麦粉をまぶしたように真っ白になります。海水ではこれほど白くはなりません。
左側に古いタイヤ痕が見えます。ここから先は陸に近づくにつれて水深が増すので、もうこれ以上は進めません。山頂から見る塩湖の景色も格別だと思いますが、山頂まで行くのは体力的にも無理ですね。ここに来る途中のIsla Inca Huasiですでに体力を消耗しています。やはり標高が高い! トゥヌーパ火山に登りたい方は、魚島で体力を消耗しないことをお勧めします。
帰り道。自分たちのタイヤ痕しかない道を戻ります。たくさんの観光客が来る場所なのに、不思議です。やはり、トゥヌーパ火山は、ウユニ観光の穴場かも知れません。
塩湖の美しさは、見れば分かるので敢えてコメントしていません。
今回のウユニ塩湖シリーズで、雨期の危険性を何度も説明しています。乾期にはない危険性です。ガイドも危険性をよく知っていますが、客に進めと言われれば、危険を犯して進まざるを得ません。
今回のような場所で車が故障すれば即、遭難です。助けが来るのは明朝になります。遭難場所は、旅行社が走行ルートを知っているのですぐに特定できるはずです。携帯電話は通じません。ウユニはとても寒いので、下手をすれば夜の間に凍死します。雨期には氷点下までは下がらないと思いますが、乾期には氷点下20度(聞いた話では氷点下40度)くらいになるそうです。
今回のガイドは非常に親切で、ウユニに戻ってから車を洗うところまでアテンドしてくれました。ウユニの町に戻ったのか午後7時半過ぎで、洗車場が全てしまっていましたが、なんとか掛け合って無事洗車ができました。これも半袖姿のガイドが寒い寒いと言いながらも、夜遅くまでつきあってくれたおかげです。
今回利用した旅行社:EXPEDICIONES EMPEXSA
連絡先:expedicion_empexsa@hotmail.com
ガイド:Omar
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