2011年02月16日

民族舞踊プフリャイのパレード


 今日は、スクレの中央広場で民族舞踊プフリャイ(Pujllay)のパレードがありました。

 2月15日、チュキサカ県がプフリャイの踊りを県の無形文化財として指定する法令を施行する記念行事だそうです。なんと、世界遺産登録を目指すのだそうです。

 プフリャイの踊りは、前回、集落訪問の記事でご紹介しました。あの集落からも来て踊りに参加している人たちがいました。

  
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 プフリャイの踊りは何度も見たし、踊りにも参加したので珍しくないのですが、今日の目当ては、この珍しい笛トコロ(tokoro)を吹いている人の写真を撮ること。タラブコの観光ガイドブックには必ず出てくるのですが、このタイプの笛を吹いている人は10人に一人もいません。
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 以前からこの写真を採りたかったのですが、やっと今日、願いが叶いました。踊り子に近づいて超アップで撮影しました。
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 この笛を吹いている人にはカメラを構えた観光客達の注目が集まります。「なんだ、このやろう」みたいな顔をしていますが、実は、カメラを意識して歩調を変えてくれました。
 上向きに吹き口の付いている笛は珍しいと思います。別の人も同じでデザインの笛を吹いていましたが、例によって塩ビ管製の笛なのでちょっと興ざめです。
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posted by ネコ師 at 11:30| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

ボリビアの集落の祭り:写真集


 昨日の続きです。

 世界遺産スクレから車で3時間の距離にある集落のお祭りに参加しました。いつもは駆け足の訪問なのですが、今回は6時間もいました。

 この集落はたぶん50戸くらいではないかと思います。小さな集落です。家の壁は土を練り乾燥させて作った「アドベ」でできています。屋根はカヤのような植物で葺(ふ)かれたものです。もう少しお金持ちになると、屋根は瓦屋根、壁は同じアドベですが、表面に白い石灰を塗って防水効果を高めます。写真のような家が並んでいる光景は、この集落が貧しいことを示しています。

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 以前の記事で書きましたが、ボリビア人はお祭りが大好きです。

 伝統的なお祭りの他に、何かのきっかけを見つけて直ぐにお祭りをします。

 お祭りでは、集落の入口にポンチョや独自の織物を吊し、祭りの雰囲気を盛り上げます。

 今回は、大地の神パチャママに捧げる祭壇プカラ(Pucara)が準備されていました。プカラについては以下のタラブコの祭りの記事で詳しくご紹介しています。

【過去記事を読む】
  スクレ近郊のタラブコ村のカーニバルとカニバリズム
  タラブコ村のカーニバル(詳細情報)

 この集落は、イクラ村に属し、タラブコ村との村境に位置しています。文化的にもタラブコと同じようです。独特のヘルメットのような帽子やポンチョ、踊り方など、ほとんどタラブコと同じように見えます。

 ところで、今回は6時間もこの集落にいたので、踊り子と一緒にプフリャイ(Pujllay)と呼ばれる民族舞踊も踊ったりして、踊りの違いが少しだけ分かりました。ステップが微妙に違います。

 実はこの後、隣の集落にも行って、同じようなダンスを見たのですが、ダンスのステップの違いに気がつきました。隣の集落のダンスは、かかとを開く動作が入りますが、この集落にはありません。この集落のダンスの特徴は、バックしながら踊る部分が多いことだと思います。

 一緒に踊っていて初めて分かったのですが、単調な踊りの繰り返しのように見えて、実は少しだけパターンの違う踊りが入っていて、面白いです。大体、10分くらいの踊りがワンセットのようです。でも、10分踊り続けるのは結構しんどいです。ここの標高は、2910m。決して激しい踊りではないのですが、長時間の運動は息が切れます。

 お祭りには集落の住民が全員参加しているという感じです。男性も女性も盛装しています。

 この衣装の詳細は、以前の記事で書いたと思いますので、よろしかったらご覧ください。

【過去記事を読む】
  スクレ近郊の集落観光ツアーに参加

 この祭りに集う人たちを見ていていろいろなことを感じました。

 まず、お年寄りの男性(別名、じーさん達)は、同じような年齢の人たちが同じ場所に陣取り、塀に寄りかかり、コカの葉を噛んだり、タバコを吸ったりしています。この人達が踊りを一番まじめに見ているようでした。自分の若いころはもっとうまく踊ったよ、などと回想しているのかも知れません。

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 比較的若い男性たちは、立ったまま、じっと祭りを見学しています。ちょっと不気味。
 
 女性達は、老若男女を問わず、祭りを見たり、子供の世話をしたり、食事の準備をしたり、いろいろ動き回っています。

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 子供達は、よそからの訪問客が珍しいのか、写真を撮っていると近づいてきて、液晶画面に見入っています。そして、自分も撮してくれとせがみます。

 この場所は、小学校に隣接したスペースで、小さな子供達がたくさんいました。しかし、大きな子供達がいない! 

 実は、この小学校は5年生までで、それ以降は、村の小・中学校に入るのだそうです。

 この集落と隣の集落では、機織りで民族衣装を作っています。

 そこで、ポンチョを買うことにしました。この集落で一つ。隣の集落で一つ。値段は、この集落のポンチョが約80ドルで、隣の集落のものが120ドルでした。

 高いと思った人は、・・・・、なぜ高いのか知る必要があります。

 このポンチョは、ウール100%。羊の毛糸をつぐむのから染色、機織りの工程まですべて手作りです。隣の集落で買った最高級の1枚のポンチョをつくるのに、機織り作業だけで3ヶ月もかかります。特別な研修を受けていて、織物のレベルはスクレの織物博物館で売っているものと引けを取りません。見ただけで、織りが違うと分かります。

 値段を値切るのは簡単なのですが、相手の言い値で買うことにしました。

 なぜ、ポンチョを買ったかというと、いろいろな使い道があるからです。もともと1枚の布なので、タペストリやテーブル掛け、ソファーの敷物などにも使えます。猫の敷物にも・・・・、などと書くと、うちの奥様から「何でそんな高いものを買ったのよ!」と怒りのメールが来そうですが(汗)。

ボリビア・チュキサカ県のお祭り


 プカラの周りを踊り子達が、笛の音色に合わせて踊ります。

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 踊り子の衣装を撮影しました。
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 色とりどりの刺繍が施されています。
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【アンデスの男の子たち】


 昨日は女の子達でしたが、今日は男の子達をご紹介します。スレた感じがなく、とても良い子達です。男の子達は、カメラに興味津々で、ネコ師の背後には背後霊のように子供達がいました(笑)。

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ついでに、昨日アップできなかった女の子も。
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 このお母さんに、織物のことをいろいろ教えて頂きました。

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タラブコ織りのデザイン


タラブコ織りのデザイン


 織物については、別の記事で詳しくご紹介する予定です。久しぶりにネコ師総力結集記事です(笑)。時間がないので、中途半端になりそうですが。お楽しみに。なんと無謀にも「インカの文字」に挑戦します。

 最後に、笛を吹いている人たちの笛の歌口を見せてもらいました。笛自体の材質は塩ビ管ですが、歌口は木製でした。

笛の歌口



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posted by ネコ師 at 18:28| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

アンデスの少女たち


 今日は、スクレから車で3時間の所にある集落に行ってきました。帰ってきたのが夜9時過ぎだったので、詳しい記事は後日ということで、今回は、アンデスの少女達というテーマで画像をアップしたいと思います。

 ネコ師としてはきれいに撮れたと自己満足の写真です。

 この中から、ミス・ボリビアが生まれるかも?

 この集落は、先住民(インディオ)の集落なのですが、子供達は皆、端正な顔立ちをしています。今回は女の子達ですが、次回は男の子達もアップしたいと思います。子供達はとにかく可愛いです。両親が近くにいるので、恥ずかしがって隠れたりしないで、積極的に写真を撮って!、と言ってきました。ボリビアでは初めての経験です。写真に焼いてご両親にプレゼントしたいと思います。

 これらの写真は、偶然うまく撮れたのではなく、シャッターチャンスをじっと待って、狙って撮った作品です。トリミングはしていません。撮影したままの画像です。

 どうやって撮影したんだろう? と思われた方は、次回の記事をご覧下さい。

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posted by ネコ師 at 15:24| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

2011年01月29日

ボリビアの伝統儀式コア


 今日は、ボリビアの伝統儀式コア(KOA)をご紹介します。

 久しぶりに脱力記事です。頭を使わず手だけが書いています(笑)。

 アンデスの大地の神パチャママに捧げるインカ以前から続く儀式で、さまざまな活動の開始の時に執り行われる儀式のようです。いつもなら、ここでいろいろ調べるのですが、今日は脱力記事なので、皆さんも脱力してご覧下さい。

 引っ越しをして新しい家に入る時も、このコアを炊き、家の中を煙でいぶします。

 引っ越しでのこの儀式は見たことがあったのですが、野外でやっているのを初めて見ました。

 写真の場所は、世界遺産スクレから車で4時間の場所にある集落です。標高は約3,000m。雲が近いです。

 コアの儀式を簡単にご紹介します。

 まず、地面に炭を置きます。
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 足りないようなので、もっと運んできました。
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 この炭の中に、煙の出る"あるもの"を入れます。
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 その「あるもの」とは、・・・・。よく分かりません。下の写真がその中身です。いろいろな葉っぱや穀物や紙やら入っています。
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 これを火の中に入れます。
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 するとたちまち煙が立ち上ります。
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 ビール瓶のようなものが2本用意されています。
 
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 このお酒を火の周りに回しかけます。方向は反時計回りです。
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 2本のボトルを順番に火の周りに回しかけます。時折、自分も飲みます。
 ネコ師の番が回ってきたのでやってみました。すっかりビールだと思っていたのでぐっと飲んだら、なんと「シンガニ」という蒸留酒でした。いきなり酔っぱらってしまいました。もう一本のボトルは甘いワインでした。

 火の脇にオレンジ色のバケツが見えますが、この中には何やら怪しい液体が入っています。

 飲んでみたのですが、強烈なアルコール。工業用アルコール(90度)を水で薄めて色づけの薬草を入れたものでした。最初はチチャかと思ったのですが、・・・、ちょっとこれは飲めません。
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 パチャママに捧げる詔(みことのり)のようなものがあるのかと思ったら、何もありません。捧げるのはお酒。飲む前に地面に少しこぼし、パチャママに感謝します。

 儀式には踊りが付きもの。3人の踊り子が自慢のダンスを踊ります。
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 この地域は、ヤンバラ文化圏に属し、タラブコの人たちと同じような民族衣装を着ています。でも、この衣装のデザインは集落ごとに微妙に違うそうです。踊りも同じように見えますが、たぶん違うのでしょう。
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 この踊りを見ていると、アンデスにいるんだ、と実感します。
 ただ、ちょっといただけないのが、吹いている笛。これは水道管に使う塩ビ管で作られていて、味も素っ気もありません。
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 踊り自体は単調で直ぐに飽きてしまいます。
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 アンデスののんびりした光景です。アンデスでは時間がゆっくりと流れているように感じます。
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 子供達も元気です。
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 人なつっこいのですが、恥ずかしがり屋で、最初は近づいてきません。カメラを向けると直ぐにそっぽを向きます。でも、外国人には興味津々のようでした。
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posted by ネコ師 at 16:03| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

スクレのプレインカの遺跡で不思議発見!


 以前、スクレ市近郊のプレインカの壁画を2回にわたりご紹介しました。インカ・マチャイとプーマ・マチャイです。

 実は、その中に、不思議な写真を見つけました。

 何が不思議なのかは、まず、画像をご覧下さい。赤い○の中にその「不思議」なものが映っています。現地では全く気がつかなかったのですが、写真を整理していて、「何! これは!」、という感じでした。

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 もう少しアップしてみましょう。さて、何に見えますか。

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 もっとアップしてみましょう(クリックするとさらに大きな画像で見ることができます)。

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 これが何に見えるかは読者のご判断ということにして。

 これが人工的なものかどうかは不明です。手足の部分がないので、自然のものだと思うのですが、それにしても良くできています。でも、本当に自然状態でこのような形状のものができるのでしょうか。頭の部分は完全に宙に浮いています。そして空中に突き出た口の形状。とにかく不思議です。

 前回ご紹介した不思議な岩の近くで撮影したものです。インカの遺跡というより、それ以前のプレインカの遺跡は奥が深いです。この遺跡の情報をもっと詳しくご紹介すれば良いのですが、この時代のことが書かれている資料を理解し翻訳するには、別の専門知識が必要なので、しばらく塩漬け状態です。

 また、解明不能な不思議が増えてしまいました(汗)。


posted by ネコ師 at 14:34| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

ボリビア観光(スクレ)の個人アレンジ:方法


 日本でボリビアの国内旅行をアレンジしようとすると困るのが、ボリビア国内の観光情報が少ないこと。ツアーなら問題ないのですが、個人でオリジナルな旅行がしたいという方もいると思います。オリジナルといっても、そもそも現地の情報が分からなければ計画の立てようがありません。

 そこで、ボリビア国内の旅行のアレンジに役立つ情報をご紹介します。ボリビア国内といっても今回は世界遺産の古都スクレだけです。

個人ツアー:スクレ


1.ホテル

 まず、宿泊するホテルです。
 スクレのホテル・オスタルのリストは、右サイドバーにありますのでご活用下さい。大抵のホテルがHPを持っているので、なんとなく雰囲気が分かると思います。
 
 予約しなくても、スクレ市内にはたくさんのホテルやオスタルがあるので、通常は宿泊に苦労することは無いと思います。市内が狭いので、歩いて探してもすぐに空き部屋を見つけることができます。

 ただし、3月中頃から4月くらいまで、私の滞在しているホテルは予約で一杯になります。基本的には、事前に予約した方が良いと思います。メールで予約できます。アドレスはホテルリストにあります。

2.現地でツアーに参加する

 外国人観光客の多くは、スクレに来てからツアーを探して参加しているようです。現地でどんな内容のツアーなのかしっかり確認する必要があるので、その方が良いと思います。

 たとえば、ツアーに要する時間、難易度(体力)、免許など。バイクでアンデスを駆け巡るツアーもありますし、川下りやトレッキング、乗馬もあります。

 以下に、スクレのツアー会社の一覧を掲載します。出典はスクレ市観光ガイドで、観光協会に加盟しているツアー会社・旅行社のようです。A,B,C順です。


旅行社名

住 所

電話番号

メールアドレス/ホームページ

Abbey Pathc. Arenales, 2156451863kschuett@entelnet.bo
Alianza TravelAv. Hernando Siles 803 6454627alianzatravelsucre@alianzatravel.com
AltamiraAv. del Maestro 506453525altamirasucre@hotmail.com
www.altamiratoursbolivia.com
Bolivia Specialistc. Nicolás Trtiz 306437389info@boliviaspecialist.com
www.boliviaspecialist.com
Candelaria ToursPlaza Cochabamba6460289catur@entelnet.bo
Eclipse Travelc. Avaroa 310 6443960eclipse@entelnet.bo
Joy Ride Out Doorsc. Nicolás Trtiz 146425544inf@joyridebol.com
www.joyridebol.com
Locot'sc. Bolivar 4656915958www.locotsadventure.com
Marina Toursc. Oláñeta 1016915958mtours@cotes.net.bo
Mountain Expeditionc. Estudiantes 226435407montourbo@hotmail.com
Oasis Toursc. Aniceto Arce 956432438
SeaturPlaza 25 de Mayo 256462425seatur@pelicano.cnb.net
Seatur (Adventura)c. Avaroa 2026460353seatur@pelicano.cnb.net
Solarsa Tourc. Arenales 2126441727asolares@entelnet.bo
www.solarsa.zzn.com
Surandesc. Junín 8556452632surandeses@hotmail.com
Tarco Toursc. Plaza 25 de Mayo 25 6461688tarco@entelnet.bo
Teresita's Toursc. Arenales 96460040teretours@entelnet.bo
www.salaruyuni.com
Turismo Sucrec. Dalence 3416460349tursucre@entelnet.bo

 www.turismosucre.com
Ximenita Toursc. Calvo 296432257boliviaturistica.freddy@gmail.com
Aventurarse Turismo y Deportes extremosc. Calvo 1146463027
Ultimited Adventure c. Ptosí 237


 
 リストを見ただけではわかりにくいので、知っている範囲で説明します。

 「Candelaria Tours」と「Turismo Sucre」は、国内・海外旅行とボリビア国内ツアーを扱うスクレでは大手の旅行社で、どちらも評判がよいと思います。本サイトのウユニの最新情報はこの2社から入手しています。自前の四駆車両を持っており、ウユニでもどこでも旅行者の予定にあわせて対応してくれます。

 [Joy Ride Out Doors]は、5月25日広場の角にあるアドベンチャ系のスクレ近郊ツアー社です。外国人の旅行者でいつも一杯です。ネコ師の子供達がスクレに来た時にはここで予約しました。乗馬、パラグライダー、トレッキング、川下りなどたくさんのツアーを持っています。

 他にアドベンチャ系を得意としているのが[Adventurarse Turismo y Deportes extremos]です。5月25日広場から30mくらいのところにあります。

 ツアー社はそれぞれ独自のツアーを持っています。このサイトで掲載した「ハトゥン・ヤンパラ集落ツアー」は「Turismo Sucre」のオリジナルツアーですし、[Joy Ride Out Doors]のツアーもオリジナルで、他社は扱っていません。

 たくさんのツアー社があるのですが、ツアー社を訪問する時の目安としては、まず、住所を見ます。Avenida(大通り)という住所は、市内から少し離れているので、徒歩15分から20分くらいかかると思います。それ以外の[c.](Calleの略、「通り」の意味)の住所は市内なので徒歩10分以内に位置しています。  ついでに、通りの後ろに付いている番号ですが、百の位が基点からのブロックの数を示しています。たとえば、「c. Calvo 850」という住所だと、中央広場(Plaza 25 de Mayo)から8ブロックも離れています。

 次に、HPとメールアドレスを見ます。HPを持っていて、独自のドメインを取得している会社は比較的安心できるのではないかと思います。Hotmailを使っているツアー社はかなり小さな会社なのだと思います。ツアーの内容が良いかどうかは別ですが。

3.ネコ師の思うこと

 個人的な考えなのですが、せっかく日本から高い旅費と貴重な時間を使って地球の裏側のボリビアまで旅行するのですから、ボリビア国内の移動はできるだけ飛行機を使うべきだと思います。長距離バスは、ラパス-スクレ間が12時間、サンタクルス-スクレ間が15時間もかかります。

 この長距離バスは盗難や事故の恐れがあり、そのリスクは日本で考えている以上に非常に高いことをご承知下さい。盗難も事故も日常茶飯事です。

 長距離バスの停車場には基本的にトイレはありません。そこら辺で用を足すことになりますが、町中の場合もあります。長旅で体調を壊している時は、この長距離バスはちょっと恐怖だと思います。

 世界遺産スクレ市内の見所は、実は1日あれば全て見て回ることが可能です。そして、次の日は、スクレ近郊のツアーに参加するのが効率的な旅行の仕方だと思います。

 二日あれば世界遺産スクレ観光を満喫できるのではないかと思います。


posted by ネコ師 at 16:34| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

今日もアンデス登山


 今日は、スクレの近くの山に登ってきました。

 もうへとへとです。

 今日行ったのは、スクレの南西20Kmの所にあるヨタラ村のチャミーナ(Chamina)というところです。

Chamina_GoogleEarth2S.jpg


 別に何か特別な遺跡があるわけでもなく、一般的な風景なのですが、日本の方には、アンデスのパノラマというのをなかなか見る機会がないと思うので、今回、ご紹介します。

 車で行ける所まで行き、そこからは徒歩2時間。標高差は300m位ですが、標高は3,000mから3,300mあります。呼吸がすぐ苦しくなるので、休み休みの登山です。

 写真でみるより、最初はGoogle Earthの画像で見た方が分かりやすいと思います。

 今日の画像はすべてサムネイル表示です。画像をクリックすると鮮明な画像が表示できます。

【Google Earth対応緯度経度】
Start 19°11'59.20"S 65°21'7.50"W
Punta Chamina 19°11'12.90"S 65°21'12.80"W

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 いよいよ今日登った山の画像です。

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 目指す山頂。と思ったのですが違いました。

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 頂上は、また平坦になっています。さらにその奧には山が続いています。最初、ここが頂上で、そこからの見晴らしが素晴らしいだろうと期待して登ったのですが、実際の山頂はまだまだ先。ここまで登るのに2時間以上かかっていて体力的にも限界なので下山しました。

Chamina04.jpg


【アンデスのパノラマ画像(ボリビア、スクレ近郊)】

 同じ景色のパノラマ画像ですが、撮影した標高が違います。このパノラマ画像は幅900px~1200pxで作っています。クリックすると大きな画像でご覧頂けます。

Chamina_panorama2S.jpg


Chamina_panorama3S.jpg


Chamina_panorama4S.jpg


Chamina_panorama5S.jpg


Chamina_panorama6S.jpg


 スタート地点から少し下った所にある小学校から見たパノラマです。

Chamina_panorama1S.jpg


 今日は私だけでなく、現地の人達も皆疲れ切っていました。

 今後、このパノラマ写真を見るたびに、今日の疲れを思い出すと思います。


posted by ネコ師 at 13:36| Comment(0) | 世界遺産 スクレ市 | 更新情報をチェックする

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