今回の海外赴任は三度目ですが、短期ではたくさん行っているので、海外旅行は慣れていたつもりでした。
しかし、毎回、いろんなトラブルに見舞われるので、いやになります。
1.米国入国審査の変更
最後の海外旅行は2006年12月でした。
それ以降に変わったことと言えば、なんと言っても、米国への入国の際、事前にネットで許可を採らなければならなくなったこと。
2009年1月12日より、米国へ入国(経由含む)する際には、EST・米国電子渡航認証システムでの取得が義務化されています。これを取得しないとたとえトランジットでも入国できないことになりました。
米国大使館ESTA(エスタ)申請公式ウェブサイト
この手続きは、上のリンクから簡単にできます。以前、米国で悪いことをしていなければ、すぐに承認されます。念のため、その画面を印刷して、旅行に持って行きます。
2.荷物の個数制限
今回、何が頭にきたかというと、「ボリビアへは荷物を2個までしか持ち込めません。飛行機会社の規程でそうなっています。エクセス(超過料金)を支払っても持ち込めません」、との旅行代理店の回答。さらに、「米国までは、JALは32KgまでOKですが、その先はアメリカン・エアライン(AA)のため、24Kgになります。以前、乗り継ぎ荷物の関係で(他社で)トラブルがあったためお知らせしています・・・」、との話。なんのこっちゃ!!
まず、このような制限を設けているのはAAだけ。米国は弱いものいじめばかりしているから、その航空会社も相手国から制限をうけているらしい(噂です)。他国の航空会社には制限がない。と言っても、ラパスに乗り入れている航空会社は限られているので、どうしてもAAになるらしい。サンタクルス-スクレ経由なら別の飛行機会社があるのだが。
ここで困ったのは、航空会社がAAに指定されてしまったため、荷物が2個しか運べなくなったこと。短期の旅行なら良いが、長期の滞在に2個の荷物で済ますことはできない。
このため、別送便(アナカン)で送ることになってしまいました。もともと、大した荷物ではないけれど、本や書類はどうしても持って行かないと仕事にならない。アナカンは、100Kgまでは、あまり料金が変わらない。私の場合は、60Kgにしかならなかった。本当は50Kgしかないので、10Kgの日本米を入れて、重量を増やした。この程度なら、本来、エクセスで送れる程度の重さなのに。こちらに来て1ヶ月経つけれども、まだアナカンの荷物が届かない。例のインフルエンザの関係でセキュリティが厳しくなったのが影響しているようです。
じゃじゃ~ん。今日(9日)、無事通関したと連絡がありました。これで、やっと日本食を食べることができる。
日本米は、サンタクルスの日系移住地の方が作っているので入手できますが、だしの素が無い! やはりだしの素がないと日本食っぽくならない。醤油はスクレでも入手可能だけれど、だしの素がない。
3.最悪のサービス アメリカン・エアライン(AA)
AAの関係でもう一つ不満なのは、飛行機の座席。30年くらい前の座席のように、後ろに倒れない。倒れる角度が小さい。ビジネスなのに。
だだでさえ、日本を出発して30時間くらいかかるのに、その最後のフライトが全然休めない椅子では、ラパスに着いた時にはグロッキー状態。 さらに、ラパスの空港は4,000mの高地にあるため、体調は最悪。
AAを使うのはやめましょう。
4.トランクを壊される
ラパスに着いて、ターンテーブルから自分の荷物が出てきた時、昔の悪夢がよみがえった。2個のトランクのうちの1個の鍵が壊され、「INSPECTED」と書かれた白いビニールテープでぐるぐる巻かれている。米国の通関でトランクの鍵を壊されたのはこれで二回目。
海外旅行が久しぶりなのですっかり忘れていました。日本で荷物を預ける時、トランクの鍵を開けておかなければならないことを!
でも、日本でチェックインしたとき、JALのカウンターでは何も言わなかった。JALに文句を言いたい!!