2010年11月12日

ネットがつながらないと言ったらホテルのフロントはなんと言ったか?

 10月から、長期滞在しているホテルのネットの接続が悪くなりました。

 私のパソコンのせいではなく、ホテルが契約しているプロバイダが原因のようです。

 その他にも、これまでホテルが契約していた2社のプロバイダを1社にするための工事とか色々ありました。

 それで問題が解決すればよいのですが、相変わらずネット接続状態はよくありません。

 既に何度もホテルのフロントに苦情を言っているので、先方も「またか」という感じです。

 そして、ホテルのフロント嬢が究極の提案をしてきました。

 「隣のカフェのネットをハックしたらどうでしょう?」

 最初は耳を疑う提案でしたが、・・・、これが最良の解決策のようです。

 さっそくカフェに行き、ネット接続のパスワードをウエイタから聞き出します。このカフェはたまに使うし、ホテルの部屋までピザを運んでもらったりするので、ウエイタとは顔なじみ。直ぐに教えてくれました。

 これで、かなり改善されました。ホテルの宿泊客が、「ネットがつながらない」と苦情を言っていても、私のパソコンではつながっています。自動で、カフェのネットワークに接続しているようです。

 ホテルの受付嬢の使った言葉は「Pirata」です。これは海賊という意味で使います。耳を疑った理由がおわかりだと思います。一応、スクレ有数の高級ホテルです。とても安いですが。

 もともと、このカフェネットは、ネットカフェのようになっていて、客であれば使えるようです。私も一見さんではない常連客なので、使う権利が・・・、あります。店の隣でですが。

 このカフェのウエイタとうちのホテルの従業員との間には、面白い関係があるのかなぁ、と思います。

 たとえば、ピザを注文します。私はカフェに直接行き、料金を精算します。通常、30分以内に部屋まで届けてくれます。これはありがたいです。カフェで30分待たなくて済みます。

 面白いと思ったのは、私の部屋まで届けてくれる人が違うこと。カフェのウエイタではなく、ホテルの従業員の場合もあります。

 それは、なぜか?

 実は、私の部屋は3階なので、部屋までピザを持ってきてくれた人にチップを払っています。これを察知したホテルの従業員が、配達にきたウエイタからビザを取り上げ、私の部屋まで持ってきているのではないかと思います。

 以前書きましたように、スクレの観光客は外国人でもボリビア人でもチップを払いません。

 当然、長期滞在のネコ師は、何も払いません。これはホテルのオーナーと確認しています。すべてホテルのサービスなので、チップは不要なのだそうです。

 ただ、部屋までミネラルウォータの重いタンクを運び上げてくれる時と、ピザの配達、そして、たまにですが、洗濯をしてくれるおばさんにいくらかあげるだけです。

 このカフェで使っているネットの欠点は、閉店時点で接続が切れることです。たぶん、全ての電源を落とすのだと思います。

 
 結果から言えば、ホテルのフロント嬢の言葉は正しかったと思います。異なるプロバイダの2系列でネットの接続が可能になりました。

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2010年09月27日

外国のお風呂で不思議に思ったこと

 外国で生活する上での最初のカルチャーショックがお風呂。今日は、外国のお風呂について書きたいと思います。

 外国のお風呂というと、「湯船」ではなく「シャワー」が一般的です。

 これが短期間ならともかく、長期滞在の場合には困ります。

 4つ星以上のホテルならバスタブ付きが多いかと思いますが、それでもバスタブのないホテルも結構あります。

 最初のカルチャーチョックは、「ヘチマ」がないこと。日本人なら、体を洗う時にヘチマやスポンジを使うのが普通だと思います。ところが外国ではそのようなものはあまり見かけません。では、どうやって体を洗っているのかというと・・・。

 石けんを直接肌に塗り、洗います。ヘチマでゴシゴシと擦るようなことはせず、サッとお湯で流すだけです。

 そういえば、外国映画でそんな光景を見た、と思った方もいると思います。ただし、それは、シャワーのシーンではなかったでしょうか?


 外国でもバスタブがあります。中世を舞台とした映画で、広い部屋にバスタブがポツリと置かれていて、女主人が入浴している脇で、召使いの女性が熱いお湯を注ぎ込んでいる光景も見たことがあるのではないでしょうか。そこでも、ヘチマでゴシゴシと体を洗っているシーンは見たことがないと思います。皆、石けんを直接体に塗る方法を採ります。

 言われれば、そうだ、と思いますが、入浴は習慣化した行為のため、知識と行動とは別のものになるようです。

 ところが、この石けんを肌に直接塗る方法は、現地の入浴方法にマッチしています。

 まず、ゴシゴシと体をヘチマで擦らないので、垢があまり出ません。このため、湯船の中で体を洗う外国の方法に適しています。上がり湯が必要ありません。

 日本の方式で湯船の中で体を洗うと、垢が水面を漂い、シャワーを使って洗い落とす必要がありますが、直接石けんを肌にすり込む方法では、肌の表面の汚れだけを取るので、それほど湯船の中のお湯は汚れません。

 外国では、トイレとお風呂は一所の部屋になっています。しかし、トイレの床は防水加工が施されておらず、そこで体を洗うと、下の階に水漏れしてしまう恐れがあります。

 最初は、ヘチマでゴシゴシと体を洗いたかったのですが、次第にこちらの方式に慣れてきました。気候が違うせいだと思います。じめじめしている日本では、やはりヘチマが必要ですが、乾燥しているスクレでは、過度に皮膚の油分をとらない方が良いようです。

 
 もうひとつ気になるのが「泡風呂」。外国の映画でよく見かけるシーンに、泡がもこもこと水面一杯に広がっているものがあります。ホテルによっては、こんな発砲入浴剤を置いている所があります。しかし、映画のシーンほどは泡立ちません(笑)。二日分を一度に使ってみたのですが、やはりだめでした。泡風呂は初めての時は面白いのですが、泡風呂の後はシャワーで石けん分を洗い流す必要があるので、少し面倒です。
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2010年09月02日

ホテルに少しでも安く泊まる方法

 8月はいろいろあって、ボリビア国内のあちこちのホテルを予約することになりました。
 今日はその経験から、ホテルに安く泊まる方法を書きたいと思います。

1.クーポン
 これが一番安いです。特定の会員に限定して発行された割引クーポンを利用するものです。60%引きなど驚く値段もあります。ただし、繁忙期は難しく、利用できる期間が制限されます。

2.会員価格
 企業、団体やクレジットカードなどの会員などに対して割引が適用されるものです。これも結構割り引いてくれます。20%位の割引率です。大口お得意様会員には、もっと高率の割引を提示しているようです。

3.ホテル間の割引
 今回初めて知ったのですが、ホテルのフロント係が別のホテルの予約係に電話をすると、特別割引が適用される場合があります。うちのホテルから予約してもらったら5ドル安くなりました。2人分の予約だったので10ドル得しました。

 そのやりとりを脇で聞いていたのですが、ホテル間の割引制度そのものがあるわけではないものの、同業者間での持ちつ持たれつの関係があるようでした。客の斡旋ありがとう。次回はこちらから客を斡旋するからね、みたいな。

4.飛び込み予約
 ブラジルに行った時によく使っていた方法です(以前の記事でも書きました)。観光地のホテルは、繁忙期以外はガラガラの状態です。そこで、適当なホテルを見つけて、支配人と直接値段交渉をします。支配人は、観光客向けではないリーズナブルな価格を提示してくれます。高いと思ったら別のホテルでまた交渉します。

 南米の田舎のホテルは1泊30ドルが相場なので、これを基準に交渉します。観光客向けの価格が120ドルと表示してあっても、30~40ドルで泊まれるのが普通です。日本にも紹介するし、他の観光客も次回連れてくるよ、というと気持ちよく割り引いてくれます(笑)。

5.ネットの格安ホテル
 今回、比較してみたのですが、ネットで格安ホテルをを販売している会社の価格と、直接ホテルに確認した価格はほぼ同じでした。ネットの方が5%程度高いこともありますが、次回の予約で還元するようなシステムを採っているので、実質的には同じと言えると思います。

 忙しい時には、色々探すより、ネット販売会社を通じて予約しても、とくに損はないです。私は結構利用しています。ただし、個人旅行の場合です。家族旅行の場合には、少しでも安いホテルを必死に探します。{差額x家族の人数x宿泊日数}が最終的な支出額に跳ね返るので、全く違ってきます。

 欧米のバックパッカーのような旅行者は独自のルートを持っているので、激安で泊まっているようです。たとえば、以前ウユニ塩湖に行った時のこと。ボリビア人の同僚も一緒に行ったのですが、最初に交渉したパンフレットに載っているホテルの価格は、まさに観光地のホテルなみでした。ボリビア人の同僚は、「ここは高い」といって、あちこち探し回りました。そこで、格安ホテルを見つけて宿泊することに。そこは、欧米人のバックパッカーで一杯でした。恐るべしバックパッカー。

 ウユニのホテルの場合、いわゆる「良いホテル」は一件もありません。皆、三流ホテルです。それなのに価格は全く違います。宣伝に力を入れているホテルは高くなります。その価格差が結局は、旅行代理店へのマージンの上乗せということです。

 ペルーのスクコに行った時も全く同じような状況でした。スクコ市内を歩き回り、最近開業したばかりの新しいホテルに宿泊することができました。本当に開業したばかりのため、我々の他には宿泊客はなく、価格も激安でした。

 でも、いつもこのようにホテルの空き部屋が簡単に見つかるとは限りません。イタリアのナポリに行った時は、2時間もホテルを探し回ることになりました。治安の悪いナポリの夕方、泊まる場所がなく、重い荷物を抱えてホテルをあちこち探し回ったことが、今でも思い出されます。

 カンクーンの記事でも書きましたが、「ホテルの選定理由は何か」で、満足のいく価格なのかどうかが決まるのではないかと思います。日中は観光地に出かけ、夜、寝に帰るだけなら高いホテルに泊まっても価格に見合うだけのホテル側のサービスを受けていないことになります。

 海外で安く高級ホテルに泊まるためには、日頃からクレジットカードなどの付帯サービスをチェックしておくのが一番だと思います。スクレには、10ドル、いや10Bs(130円)で泊まれる場所もあります。しかも食事付き。このような場所に泊まれるのは、問題が起きた時に自分で処理できる人だけです。他人に迷惑をかけずに。

 ついでに、ボリビア国内航空券を安く買う方法をご紹介します。ボリビア国内の航空券は、外国からは手配できません。ボリビア国内の旅行代理店か航空会社から直接買うことになります。このチケットは、どこでも正規料金でしか販売していません。ところが、これを10%程度安く買う方法があります。

 それは、ホテルを通じて購入する方法です。ホテルから旅行会社を通じて予約するのではなく、ホテルで直接チケットを購入します。航空会社がホテルに割り引きチケットを配布しているらしく、大量のチケットを持っているようでした。子供たちのチケットは、ホテルから買いました。この差額は結構大きいです。

posted by ネコ師 at 11:19| Comment(0) | 海外旅行を楽しむ | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

外国の病院で治療する

 喉の痛みが1週間経っても治まらないので、ついに病院に行ってきました。

 注射2回と抗生剤を処方されました。医師にアレルギーがあるかと聞かれ、色々あるのでどれにアレルギーがあるかは知らない、と答えると、処方箋に「要アレルギー検査」と書かれました。

 このアレルギー検査。ちょっと変わっているのでご紹介します。

 病院内の薬局で、注射器、薬液、錠剤を購入し処置室へ。看護師は、薬液を注射器に入れ、注射器の先から針を外して持ってきました。

看護師 「アレルギー検査をします。この薬液を目に1滴たらします」

 これには驚きました。確かにこの方法が一番確実で早く分かるのでしょうが、「アレルギー反応を起こしたらどうするんだ!」というのが、その時の気持ちです。なにしろネコ師のアレルギーで最もひどいのは目薬のアレルギーなので、目薬でもない薬液を目に入れるなど到底考えられないことでした。

 そこで、「いやだ」と言ったら、じぁあ、注射はできない、と言われてしまい、仕方なくこの薬液を目に入れることになりました。やはり患者は弱い立場です。

 薬液を1滴、目に入れ、目を閉じてしばらく待ちます。待っている間、心臓がどきどき。
 1分ほどして目を開けると、上下左右を見ろと指示され、そのとおりやったら、アレルギー反応は見られず、この薬品ではアレルギーを起こさないことが無事証明されました。

 しかし、病院を出て2時間くらいは不安でした。以前、眼底を検査するために瞳孔を開く目薬で劇症型のアレルギーを起こし、大変な目にあったことがあるからです。それも二度も同じ目に遭いました。顔がパンパンに腫れ上がり、目の中に出血が起こり、血が眼球の中でタポンタポン、とたまっています。治るのに1ヶ月もかかりました。でも、今回は、無事に済みました。喉の方は相変わらずです。

 病院の治療を見ていて、中国に行った時のことを思い出しました。
 中国の安徽省という所に行った時のことです。時は1月。中国の冬はとても寒いです。

 田舎に行く車の中で腹痛になりました。原因は前の晩に北京で食べた魚介類だと思います。
 田舎の病院に行って診察を受けました。医師に、「風邪だろう。着込み方が足りない」、と言われました。「おいおい、腹痛のためにきているんだぞ」、と思いましたが、仙人のような医師にはとても逆らえません。診察が終わり、薬を処方してくれました。

 ところが、処方された薬を見てびっくり。注射用のアンプルでした。これを飲むのだそうです。
 確かに体に入るのだから同じか、とも思ったのですが、ひどい腹痛と下痢で思考能力が低下していたので、そのまま言われたとおり飲むことに。

 ところが、このアンプル。どうやって開ければいいんだろう? 開け方が分かりません。通常、アンプルは、ガラス切りで傷が付けられていて、そこからパキンと折れるはずなのですが、折れません。割れると怖いので、タオルで包み、力一杯やってみても折れません。なんなんだぁ、この頑丈なアンプルは!

 そこで仕方なく、ドアの角にぶつけて割ることにしました。ガラスのかけらが入らないように注意して割りましたが、これを飲むのは勇気がいりました。

 この薬が効いたのかどうか分かりませんが、無事、腹痛も治まりました。
 
 
 話は、今回の注射に戻ります。

 注射はお尻に打ちました。日本では今はこの方法は採らなくなったのではないでしょうか。足の神経が麻痺する症例が出たことが原因だったと思います。日本では、腕に打っても良いのですが、こちらの注射はお尻でなければ痛くて大変だと思います。日本の注射針は優れもので、こちらの人に見せると驚くようです。

 お尻に打つ注射は、日本ではベッドの上にうつぶせになって打ったと思いますが、こちらは違います。スーパーの着替え室のようなブースの中で、ズボンだけ下げて、立ったままの状態で打ちます。片方の足を曲げ、そちら側のお尻に打ちます。

 なるほど、と思いました。

 実は、これも不思議に思っていたことの一つでした。以前、薬局に薬を買いに行った時のこと。先客の若い女性がなにやらたくさんの薬を購入していて、薬剤師がそれらを注射器の中に次々と入れていきます。5種類はあったと思います。

 その後、この客と薬剤師は、店の裏側のカーテンの陰に消えていきました。お尻に注射すると行っていたので、その時は、この奥にベッドがあるのだろうと思っていました。今回、違うということがわかり、勉強になりました。

 薬局で注射するということも日本とは違うので、軽いカルチャーショックを受けました(笑)。
posted by ネコ師 at 08:19| Comment(0) | 海外旅行を楽しむ | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

喉が痛いです:長期滞在のホテルの対応

 スクレに戻って気がゆるんだのか土曜日の夜から急に喉が痛くなりました。

 ちょっとした喉の痛みではなく、唾を飲み込むのでさえ心の準備をしないと痛くて飲み込めないくらいひどい状態でした。気道を塞ぐのではないかと思うくらい腫れ上がり、だだでさえ標高の高いスクレですから、怖くてぐっすり寝られません。これは本当に怖いです。

 こんな時には「プロポリス」の原液を直接、喉に垂らすのが一番なのですが、翌日は日曜日でどの店も閉まっています。

 困ったのでホテルのフロント嬢(昔の)に相談したら、・・・・。

 まず、このフロントのおばさんは、知り合いのお医者さん(女医さん)に電話して、私の症状を伝えました。そして、彼女はホテルのメモ帳に処方箋をさらさらと書き出します。電話が終わり、フロント嬢曰く、この処方箋を持って行って薬局で薬を買いなさい、とのこと。

 あまりの喉の痛さに病院に行こうかと思っていたネコ師でしたが、よくよく考えてみると、病院に行っても同じことだと、思い直しました。眠れないので体力はガス欠状態。

 そこで、寝不足で鉄のように重いからだを引きずるようにしながら近くの薬局に薬を買いに行きました。

 処方された薬は、消炎剤と胃薬でした。飲み方を薬局の薬剤師に確認して、ホテルに戻りました。この薬は劇的に効くわけではないのですが、痛みはだいぶ和らぎました。

 この痛みが始まった時、ワインを飲んでいました。そのおつまみとしてナッツを食べていたのですが、内心、このナッツのアレルギーではないかと思いました。というのは、痛みが急に始まり、喉の内部がバンバンに腫れているのにリンパ腺は腫れていません。風邪のような症状も一切ありません。

 このナッツを食べている時、いやな味のするものがありました。これが原因ではないかと、勝手に考えています。先週は色々あって忙しく、体力が落ちていたのが最大の原因だと思います。

 私の滞在しているホテルの受付は、日中の時間帯は3人が交代で勤務しています。その中でも、今回相談した受付嬢(?)は、ひどいアレルギー持ちの人でいつも鼻をグスグスしている人です。スクレの歴史にも詳しく、私のブログでご紹介している記事も、出典のスペイン語の解釈が分からない時は、実は彼女に確認してから書いています。パソコンをフロントまで持って行き、「この文章の意味はどう解釈したらいいのか」と、結構お世話になっている人です。彼女も分からない時には、彼女がスクレの歴史に詳しい学者に電話して確認しています(笑)。

 この受付嬢は、とても親切でありがたい存在なのですが、欠点は「忘れっぽいこと」。何か頼んでもすぐ忘れてしまいます。このような人のことをこの国では「恋をしているんだ」と言います。

 その点、彼女の妹(やはり受付嬢)はしっかりしていて、このため、予約関係やアレンジが必要な時には妹の方に頼むことにしています。

 ホテルに長く滞在していると、スタッフの人たちのことがいろいろ分かってくるので面白いです。そのうち、他の人たちのこともご紹介します。でも、私が体調を崩すと、スタッフが皆、そのことを知っているというのもちょっと怖い気がしますが。・・・・、悪いことはできないです(汗)。

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2010年08月21日

ボリビア旅行に黄熱予防接種証明書は必要か?

 ボリビアの入国にあたり、黄熱予防接種証明書の取得が必要とどのガイドブックにも旅行社の案内にも書かれています。

 ところが、ボリビア入国に際し、一度も黄熱予防接種証明書の提示を求められたことはありません。なんか変だなぁ、と思っていたのですが、ボリビア国内の特定地域を訪問するのでなければ、予防注射は不要なのだそうです。外務省のHPに書かれています。

外務省HP:『ボリビア:黄熱予防接種証明書の携行(変更)(2009/09/25)』

 黄熱病の注射をするのはとても大変です。接種してくれる機関が限られていて、いつも混んでいるため、他の予防注射のように簡単にはできません。生ワクチンのため、一つのアンプルを開封するのに5人セットで接種するので、その人数が集まらないと接種してくれません。

 私の場合は、出国までに東京都内で接種の予約ができなかったため、横浜まで出かけ接種しました。

 ボリビア国内でもアマゾン地域のような辺鄙な所に行く特別なツアーを希望するのではない一般の観光客の場合には、外務省のHPを読む限り、接種は不要なようです。

 ただし、注意しなければいけないのは、黄熱病発生国からの入国者に黄熱病接種を義務づけている国があるということです。

 今回、子供たちがボリビアからペルーに旅行する際、黄熱病を接種しているかどうか現地旅行社から聞かれました。

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2010年08月20日

海外旅行でサルモネラ菌に感染:対処法

 日本からスクレに遊びに来ていた息子が、深夜、腹痛を訴え、我慢できないくらいの激痛と激しい下痢だというので、救急病院に連れて行きました。最初、激しい下痢ということなので、水分補給のためにお茶を飲ませ、様子を見ることにしたのですが、我慢できない腹痛だというので病院に行くことになりました。

 フロントで病院の場所を聞いて、タクシーを呼んでもらい病院へ。夜間なので帰りのタクシーがつかまらないので、そのままタクシーに待ってもらうことに。

 私ともう一人の息子と3人、同じ食べ物を食べているし、前夜の夕食は私の手作りで、全て火が通っている(何しろちらし寿司なので)なので絶対安全。何が原因か分からなかったのですが、検査の結果はサルモネラ菌に感染していたそうです。

 違う食べ物を食べたのは、その前の日の夕食をレストランで食べたときだけ。腹痛を訴えた息子だけが鶏肉を食べました。この鶏肉か、調理器具からの感染だと思います(サルモネラ菌の潜伏期間は8~48時間)。

 深夜3時、救急病院では、直ぐに診察してくれました。診察を待つ間も息子はおそってくる激痛に耐え、かわいそうでした。早くこの痛みを取ってあげる必要があります。

 診察は触診のみで、医師は処方箋を書き始めました。早く痛みを取るため、私から「点滴にしてください」と要望しました。

 医師は、息子の足首を触り、まだ、脱水症状にはなっていないけど、点滴にしましょう、と処方を変更してくれました。

 救急病院内の薬局に処方箋を持っていったら、「鎮痛剤は品切れでありません」、とのこと。これでは意味がないので、市内の24時間開いている薬局まで待たせていたタクシーで買いに行きました。

 鎮痛剤を買い、他の薬品は病院内の薬局で買い、いよいよ点滴の開始。

 点滴のチューブの途中から鎮痛剤を注射器で入れていくのですが、これがものすごく痛いらしく、息子は悲鳴を挙げていました。しかし、5分もすると鎮痛剤が効いてきて、すやすやと眠りに落ちました。

 私は、寒い待合室で待つこと2時間。点滴が終わり、病院を出る頃には、空は明るくなっていました。痛みも治まり、まずは一安心。

 ところが、夕方になってもまだ、痛みが残っているというので、別の病院に行って検査。サルモネラ菌が原因と分かりました(本当かどうかは、実は疑問がありますが)。ここでまた点滴を打つことになりました。こんどは原因が分かったので、抗生剤入りで、さらに、抗生剤の錠剤も処方してもらいました。

 私は何度もこのタイプの腹痛を経験しているので、辛さがよく分かります。鎮痛剤入りの点滴は速効で、あっという間に痛みが治まります。飲み薬タイプだと、なかなか効きません。吐いてしまうこともあるので、こんな時は点滴が一番です。

 点滴のもう一つの利点は、ブドウ糖を直接体内に取り込むので、ご飯を食べなくてもよく、胃を休ませることができます。また、水分を直接補給するので、恐ろしい脱水症状になる心配もありません。

 サルモネラ菌を駆除するには、時間通り抗生剤を飲み続ける必要があります。その後の経過は良好なので、無事に駆除できたようです。ネットで調べると抗生剤は早めに服用を中止した方が良いとの記述があるので、4日で服用を中止しました。サルモネラ菌の排出はその後も続くようです。
 
 サルモネラ菌といえば、米国では大変な問題になっているようです。食中毒は怖いです。

posted by ネコ師 at 00:42| Comment(0) | 海外旅行を楽しむ | 更新情報をチェックする

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