私のパソコンのせいではなく、ホテルが契約しているプロバイダが原因のようです。
その他にも、これまでホテルが契約していた2社のプロバイダを1社にするための工事とか色々ありました。
それで問題が解決すればよいのですが、相変わらずネット接続状態はよくありません。
既に何度もホテルのフロントに苦情を言っているので、先方も「またか」という感じです。
そして、ホテルのフロント嬢が究極の提案をしてきました。
「隣のカフェのネットをハックしたらどうでしょう?」
最初は耳を疑う提案でしたが、・・・、これが最良の解決策のようです。
さっそくカフェに行き、ネット接続のパスワードをウエイタから聞き出します。このカフェはたまに使うし、ホテルの部屋までピザを運んでもらったりするので、ウエイタとは顔なじみ。直ぐに教えてくれました。
これで、かなり改善されました。ホテルの宿泊客が、「ネットがつながらない」と苦情を言っていても、私のパソコンではつながっています。自動で、カフェのネットワークに接続しているようです。
ホテルの受付嬢の使った言葉は「Pirata」です。これは海賊という意味で使います。耳を疑った理由がおわかりだと思います。一応、スクレ有数の高級ホテルです。とても安いですが。
もともと、このカフェネットは、ネットカフェのようになっていて、客であれば使えるようです。私も一見さんではない常連客なので、使う権利が・・・、あります。店の隣でですが。
このカフェのウエイタとうちのホテルの従業員との間には、面白い関係があるのかなぁ、と思います。
たとえば、ピザを注文します。私はカフェに直接行き、料金を精算します。通常、30分以内に部屋まで届けてくれます。これはありがたいです。カフェで30分待たなくて済みます。
面白いと思ったのは、私の部屋まで届けてくれる人が違うこと。カフェのウエイタではなく、ホテルの従業員の場合もあります。
それは、なぜか?
実は、私の部屋は3階なので、部屋までピザを持ってきてくれた人にチップを払っています。これを察知したホテルの従業員が、配達にきたウエイタからビザを取り上げ、私の部屋まで持ってきているのではないかと思います。
以前書きましたように、スクレの観光客は外国人でもボリビア人でもチップを払いません。
当然、長期滞在のネコ師は、何も払いません。これはホテルのオーナーと確認しています。すべてホテルのサービスなので、チップは不要なのだそうです。
ただ、部屋までミネラルウォータの重いタンクを運び上げてくれる時と、ピザの配達、そして、たまにですが、洗濯をしてくれるおばさんにいくらかあげるだけです。
このカフェで使っているネットの欠点は、閉店時点で接続が切れることです。たぶん、全ての電源を落とすのだと思います。
結果から言えば、ホテルのフロント嬢の言葉は正しかったと思います。異なるプロバイダの2系列でネットの接続が可能になりました。