2014年07月06日
盛岡ジャジャメン発祥の店「白龍」に行ってきました
盛岡に行ったとき、ふと思い立って、ジャジャメン発祥の店「白龍(パイロン)」に行ってきました。
本店に入るのは数十年ぶりです。
おじいさん(つまり、初代)の頃から知っているので、味にはうるさいネコ師です(笑)。
パイロンは、お婿さんの「だんなさん」がやっていたのですが、亡くなってしまったので、おじいさんが再び味噌造り。でも、ネコ師もネコ師の友人も、「旦那さんの味噌が美味しかった」と言っていました。
おじいさんの味噌は、たぶん、「山椒」を多めに入れて、香りとピリ辛感を出していたと思います。これに対して、旦那さんの味噌は、塩辛く、でも、味噌の香りが引き立っていました。
3代目の息子さんの味噌のお味は・・・・。
「あれ~っ」という感じでした。特徴がない。
実は、盛岡から通販でパイロンのジャジャメンを購入しているので、久しぶりにジャジャメンを食べたわけではありません。通販で購入したパイロンの味噌は、旦那さんの味噌と同じです。ところが、わざわざ本店まで行って食べたときの味噌の味はちょっと違うように感じました。あまりにもまろやかなのです。別の言い方をすると、ぼけた感じの味です。
自分でも、パイロンのジャジャ味噌とほとんど同じ味の味噌をつくるので、味には結構うるさい方だと思うのですが、期待したほど美味しくない。
はっきり言って、意外でした。
なぜ、違う味に感じるのか。通販で買っている味噌と同じ筈なので、不思議です。
気づいたのは、ネギの切り方。昔は、もう少し幅があった。でも、そんなことくらいです。
とても不思議です。
盛岡のジャジャメンは、パイロンのジャジャメン以外は偽物というか、別の食べ物です。「ジャジャメン風肉味噌麺」という感じです。
パイロンのジャジャメンがなぜ美味しいか、ご存じでしょうか。
最初食べたとき、「美味しい」と言った人は、再び食べに来ないそうです。最初に、「不味い」と言った人は、やみつきになるようです。旦那さんがそう言っていました。
なぜ、やみつきになるのか。それは、麻薬が入っているからなのだそうです(笑)。(当時、230円のジャジャメンに麻薬を入れていたのでは、採算がとれません。旦那さんは、当時、お客さんに出す前に入れていた味の素のことを「麻薬」と言っていたのでしょう。味の素を入れなくとも十分美味しいですし、今は入れていないと思います。)
昔、旦那さんと交わした会話を思い出しながら、店を出ました。
2014年05月17日
皇居観光2 二重橋
皇居の撮影ベストポジションといえば、なんといっても二重橋でしょう。
by Google Map
二重橋というと、下の写真のような画像が表示され、この橋を二重橋と思っている人も多いようですが、それは間違いです。本当の二重橋は、この石橋の奥に架けられた鉄橋のことをいいます。
最初に見えるのが「正門石橋」で、奥の鉄橋が「正門鉄橋(二重橋)」と呼ばれています。どちらも景観にマッチしたデザインです。
この鉄橋が「二重橋」です。鉄橋に架け替えられる前は木造橋で、その構造が、橋桁が上下二段に架けられていたことから二重橋と呼ばれるようになったそうです。現在の鉄橋は二重構造ではありません。
「正門石橋」を渡った先はこんな門があります。これが皇居の正門ですが、特別な行事の時にしか開かない門だそうです。
2014年05月16日
皇居観光1 桜田門
先日、皇居観光に行ってきました。
家からそんなに遠くないので、いつでも行けると思っていたのですが、天気が良いので、散歩がてらに出かけました。
皇居には入り口がたくさんあるのですが、今回は桜田門から入ることにしました。地下鉄有楽町線の桜田門で下車します。
By Google Map
桜田門の正面には、テレビでおなじみの警視庁のビルがそびえ立っています。
桜田門手前が「桜田門外の変」があった桜田門外です。
1860年3月24日、近江彦根藩の第15代藩主で、幕府の大老井伊直弼が、ここ桜田門外で水戸藩からの脱藩浪士ら18名により暗殺された場所です。Wikipediaで調べたら、読むのが大変なくらい膨大な量の文章がありました。関心のある方はぜひ、ご一読を。
さっき、テレビをつけたら、ヒストリーチャネルで「ライバルたちの光芒 井伊直弼VS徳川斉昭」をやっていました。何というタイミング。
桜田門は二つの門からなり、外側の門が上の写真「高麗門(こうらいもん)」です。この門を抜けると「渡櫓門(わたりやぐらもん)」が見えてきます。桜田門は、正式には「外桜田門」といいます。
下の写真が高麗門を抜けたところで撮影したもの。右側が今通り抜けた高麗門。正面の立派な櫓のあるのが渡櫓門です。これは外枡形(そとますがた)という防御城門なのだそうで、敵が最初の城門を破って突入してきても、直ぐに次の城門で進路を塞がれてしまうという二重構造の城門になっています。
この渡櫓門を抜けると「皇居外苑」に出ます。
渡櫓門を振り返って撮影。
皇居外苑は広く何もありません。下のパノラマ写真の右奥に見えるのが渡櫓門です。クリックすると拡大画像で見ることができます。
ここから二重橋の方向に歩いて行きます。
2014年05月08日
米沢:最上川源流手打ちそば処に行ってきました
一度は訪れたい米沢のそば処。
米沢は、やたらとラーメン屋、そば屋、お菓子屋の多い城下町です。
そんな米沢で、知る人ぞ知るそば処が「政坊」。米沢駅から車で30分も離れた場所にあるそば屋さんです。
そんなそば屋さんに、・・・、行ってきました!
確か、3月末だったと思います。ネコ師は全く知らなかったのですが、『美味しいらしい』という噂を聞きました。
山形のそばは、どの店も美味しいと思うのですが、山形県人がお奨めのそば屋ということで、行ってきました。
週末は結構混むというので、予約の電話を入れたのですが、「思いっきり大丈夫です」との明るい返事が帰ってきて爆笑。
なんで、車も通らないような辺鄙な所に店を構えているのか不思議だったのですが、民宿もやっているそうです。「最上川源流手打ちそば処」がキャッチフレーズのようです。
それでも、まだ不思議。天元台へのルートからは外れていますし、周りには何もない場所なのに、民宿に泊まる客がいるのだろうかと。
これは、釣り客が泊まるらしく、近くの川で何やら釣れるらしい。ヤマメか鮎か、はてまた鯨か。
By Google Map
写真は、ネコ師が注文した「政坊おすすめセット」、1500円。うちの奥様は、もりそば750円を注文しました。そっちの方がコストパフォーマンスが良いような。
さて、そのお味は。
確かに美味しい。手打ちそばを食べているという食感と満足感を味わえます。地元の人たちが美味しいと勧める理由が分かります。
ネコ師もお勧めのそば屋さんです。
もう、米沢に行くことはないかも知れませんが、また行きたいそば屋さんでした。
2014年03月01日
銀山温泉に行ってきました
銀山温泉に行ってきました。
NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで全国的に有名になった銀山温泉ですが、訪問者の期待を裏切らないのではないかと思います。
実は、ネコ師は尾花沢に2年半ばかり住んでいたことがあるので、銀山温泉にも何度か行きました。
大きな地図で見る
By Google Map
銀山温泉を最初に訪れた時、大正時代風の三階建ての旅館が建ち並んでいて驚きました。ここの旅館街のキャッチフレーズである「大正ロマン」そのもの。大正時代は知らないけれど、ここの景色を見ているとそのように思えてくるから不思議です。こんな旅館にいつかは泊まってみたい、と思っていました。
息子が遊びに来た時、銀山温泉に行きたいと言っていましたが、そんな遠くへは行かないよと、息子の要望をあっさりと却下。
ところが、今度は、ネコ師の奥様が行きたいと言い出した。雪の銀山温泉が見たいと。
尾花沢の雪の量を知っているネコ師は、この要望も却下・・・、のつもりだったのですが、今年は雪が少ない。「えっ。今年は雪が多いんじゃないの」と思われた方もいると思います。実は、今年の雪は、普段たくさん降る地域には降らずに、降らない地域に降るという、異常な降り方をしました。
雪が少なく、道路も乾いていたので、銀山温泉まで長距離ドライブをすることになりました。尾花沢に着くと、雪が少ないのに驚きました。この時期、道路の両側には2メートル以上の雪の壁ができている筈なのに、今年はこれがない。
銀山温泉に着くと、駐車場がない。旅館の駐車場は除雪してあるのですが、そこは宿泊客用。しかたなく、行き止まりの側道に乗り入れ車を駐めました。
尾花沢にいた時、何度も訪れた銀山温泉ですが、良く思い起こしてみると、雪の銀山温泉の記憶がない。尾花沢の雪に辟易していたため、わざわざ、雪の中の銀山温泉に行きたいとは思わなかったのでしょう。それに、道路事情が悪く、もしかしたら、冬季は行くことができなかったのかも。それでも、12月に行った記憶はあるのですが。ところが、今は違います。こんな道路、いつできたんだ、と思えるほど道路が整備されています。
駐車場から徒歩で道路を下っていくと、懐かしい銀山温泉が見えてきました。
相変わらず、美しい。特に、雪の中の銀山温泉は魅惑的です。
つららを前面に置いた構図で撮影してみました。細長いつららではなく、幅の広い大きなつららが、寒さの厳しさを示しているようです。
昔はなかった足湯が設置されていました。さすがに、足湯に浸かっている人はいませんでした。
銀山温泉の定番の風景。銀山川の両側に旅館が建ち並んでいます。
銀山温泉と言えば、ガス灯。お気に入りのショットです。
雪景色の中の温泉街がとても綺麗で感動しました。
2014年02月23日
山辺町のニット館「すだまり」
今日は、山辺町(やまのべまち)の駅前にあるニット館『すだまり』へ行ってきました。
(何をとち狂ったのか「山辺町」を「川辺町」とか「河辺町」とか書いていました。とほほ)
山辺町って、どこにあるの?という方のために、地図をアップします。
大きな地図で見る
Map: Google Map
なぜ、ここに行ったかというと、・・・。話せば長いのですが、簡単に言うと以下のような理由です。
うちの奥様が通っている太極拳の先生が素敵なマフラーをしていたので、(うちの奥様が)「ステキですね~っ」て言ったら、「山辺町の毛糸なの」という返事。こういう話に目のないうちの奥様は、「行こう行こう」と誘うので、ネットで住所を調べて行ってきました。
山辺町は全国有数のニットの生産地なのだそうです。そして、工場で余った毛糸をニット館で販売しているそうです。
なぜか、編み物に目覚めた奥様は、変わった種類の毛糸が欲しいようです。
「ニット館すだまり」は、小さな建物なので素通りしてしまい、スマホで場所を確認して、やっとたどり着きました。
館内には、ニット製品が展示されています。二階がお目当ての毛糸販売コーナー。
毛糸は、手芸店で売っているようなフワフワしたものではなく、工場の編み機用の糸巻きにしっかり巻かれたもので、持ってみると結構重い。いろいろな種類がありました。
値段は1個870円~1000円くらい。毛糸の重さは300gくらいです。
この、何とも言えない淡泊な解説。そうなんです。ネコ師は全く興味がない。そこで、楽しいことを見つけることに。
ニット館の名前の「すだまり」って何なんだろう?、と帰りの車の中で話題になりました。聞いたことがない。「血だまり」が訛った言葉かも。「ちだまり」⇒「つだまり」⇒「すだまり」。もしそうなら、ちょっと、おどろおどろしい。ニット館にはふさわしくない。いや、一度ニットに付いたら消えない血だまり。ピッタリかも。
ネットで調べると、山形県村山地域の方言で「酢じょうゆ」のことなのだそうです。
なるほど、ニットにピッタリの名前だ。酢醤油を高級ニットにこぼしてしまう、という受けを狙ったネーミングだ。一度ニットに付いたら消えない酢醤油。血だまりとの相性もピッタリ。・・・・、なわけねーだろ!
意味が分かっても、さらに深まるネーミングの謎。
・ニット関連の展示館に、それを汚す「酢じょうゆ」という名前を付ける訳がない。
・すると、「すだまり」を地域の方言「酢じょうゆ」と解するのは誤りで、やはり、「血だまり」か?!
・もし、そうだとすると、何らかの恨みを残して亡くなった方のダイイングメッセージがこの言葉に込められている可能性がある。
・この調査は、所轄に任せることにしよう。
・・・・・最近、夫婦で東野圭吾にはまっています。・・・・・・
「ニット館すだまり」は、
営業時間 10:30~16:00
定休日 月曜・祝日
なお、この毛糸は、道の駅でも売っていました。数は少ないですが。
「毛糸」と聞くと、ウールやアクリルなどいろいろな材質がありますが、ネコ師が思い浮かぶのは南米のアルパカの毛糸。
エクアドルに行った時に見たアルパカの毛糸の製糸工場と製品をアップします。
このブログでこの毛糸の写真をアップする機会があるとは思いませんでした。
この毛糸はアルパカ70%、アクリル30%でした。買おうかと思ったのですが、どのくらいの量を買えばよいのか分からないし、そもそも、編んでくれる人もいないので、買うのはやめました。
アルパカ100%のセーターはボリビアでもとても値段が高く、なかなか買えません。200ドル以上します。民芸店でアルパカ製のセーターが格安で売られていますが、これは、アルパカが何パーセント含まれているか分かりません。
エクアドルの関連記事もよろしかったらご覧下さい。
2014年02月15日
雪国の夜景
今年は全国的に大雪が降っていますが、豪雪地帯は例年よりも雪が少なくホットしています。
雪明かりの中で見る景色はとても綺麗です。雪が津々と降る中、何とか撮影できました。
この地に住むのも残すところ一月半になりました。
GIF Animation版
MIX洋猫と世界遺産ランキングに参加しています。
このバナーは「セサールの酔猫バナー」という名前です。
この酔っぱらいのような猫のことをもっと知りたい方は
猫カテゴリーからご覧下さい。
このバナーは「セサールの酔猫バナー」という名前です。
この酔っぱらいのような猫のことをもっと知りたい方は
猫カテゴリーからご覧下さい。
Copyright Ⓒ Nekoshi, 2007-2017 All Rights Reserved.