2008年04月27日

ネコと犬のケンカの仲裁に入ってボロボロに


前回からの続きです。
当時、家には白黒の斑のトラネコを飼っていました。トラネコといってもトラ模様の部分は身体の半分程度で、白い部分もあるネコでした。

家の入り口から裏口まで30メートル程度の通路になってしました。この通路は家の中なのですが、荷物を運んだりするのに使っていました。

ある日のこと、この通路でネコと遊んでいると、突然、入り口から野良犬が入ってきました。

白い大型犬です。この野良犬は、ときどき入り口のあたりをうろつくことはあっても、家の仲間では入ってきませんでした。

でも、その日は違いました。ネコめがけて、まっしぐらに突進してきました。

私は、このままではネコが食われてしまう、と思い、ネコを抱き上げてかばいました。でも、この抱き上げたことが最悪の事態を引き起こしました。ネコも犬の突然の登場にびっくりし、逃げようとしている所でした。それを私がだきあげたものだから、大変です。大暴れをしました。

そこに犬が飛びかかってきました。

近くにいた大人が飛んできて、犬を追い払いました。私が覚えているのはここまでです。その後のことは何も覚えていません。

この事件で、私は顔と手に相当深い傷をおったようです。キズが残らないように、あちこちの病院に行ったことを覚えています。今でも3箇所ていど大きなキズが残っています(よく見ないと気づかない程度です)から、当時はボロボロ状態だったと思います。

私を中心に、ネコと犬が大げんかをしている中、私をひっかいたのはほとんどネコだということだけ覚えています。でも、それを家族の人に言うとネコが怒られるので、全部犬のせいにしました。

このため、狂犬病を心配して家族は驚いたかもしれません。野良犬は多分保健所に連れて行かれたと思います。

でもキズはネコと犬の爪によるもので、犬にはかまれていませんでした。私の額の大きめのキズは犬の爪です。それ以外の深いキズはネコの爪です。

私は当時、4歳くらいだったと思います。でも、そのシーンだけは、一瞬のことなのに鮮明に覚えています。必死でネコを犬から守った、と当時は思っていたのですが、ネコにはいくらでも逃げる場所があったので、私が捕まえていなければ、すぐに逃げられたようです。

そうです。私はよけいなことをして大怪我してしまいました。

小さいときからネコ好きだったんだな、と改めて思いました。


posted by ネコ師 at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
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