ケタルが突然死してしまったため、猫のお話は、しばらくお休みです。
本当に突然死で、驚いてしまいました。
太りすぎが原因だと思います。
すごーく悲しいです(涙)。
と言うわけで、気分を変えて、インドの世界遺産 タージ・マハルのお話をします。
ネコは出てきません。すみません m(_ _)m
(以下の写真は、私が撮影したものです)
私が行ったことのある国の中でも、インドは印象深い国の一つです。
インドへは2度行きましたが、スケールの大きさには驚いてしまいます。
ただ、インドの遺跡群は赤砂岩という柔らかい石でできているので、他の国の遺跡とは趣が違います。
女性の着るサリーも素敵で、見入ってしまいます。
ただ、労働には向いていない衣装です。
道路に敷く採石を割っている女性を見かけましたが、やはりサリーを着ていました。ピンで止めてあっても、重作業ではずり落ちて、見ていても大変そうでした。
インド人は、大人も子どもも彫りが深い顔立ちで、女性はまるで女優のようです。
下の写真は、タージ・マハルを見学に来た女子学生です。
上の写真も同じ場所で撮ったものです。
インドで有名なのが象眼細工です。その加工現場を見ることができます。
これは、石の中に、別の種類の色鮮やかな石をはめ込んでいく加工方法です。
しかし、インドといったら、世界遺産にも登録されているタージ・マハルははずせません。
シンメトリーの建物とその庭園は本当に素晴らしいものです。言葉よりも画像の方が説得力がありますね。
タージ・マハルの説明
インドの北部アーグラにあるタージ・マハルは、全て大理石でできた霊廟です。建設は1632年に着工以来、1653年の竣工までに20年を要しました。
この霊廟は1983年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
建造したのはムガル帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンで、愛妃のムムターズ・マハルの死を悼んで作ったものです。
ペルシャやアラブなどから2万人もの職人を集めて作ったと言われています。シャー・ジャハーンが、を悼んで建設しました。
タージ・マハルはシンメトリの概念がその根底になっています。それ故、見る者に安心感を与えるのだと思います。純白のタージマハルと、未完成に終わった黒いシャー・ジャハーンの墓廟がもし完成していたら、素晴らしい眺めだったと思います。
タージマハルの象眼細工は、素晴らしいの一言です。最初、単なる模様のように思ったのですが、近くで見るとすべて象眼が施されています。
象眼のレベルとしてみれば、イタリアのフィレンツェには全く及びません。ただ、冒頭に書きましたようにスケールが違います。
インドにしろ、万里の長城を築いた中国にしろ、アジアのスケールの大きさには驚かされます。あらためてアジアはすごいと思います。
タージ・マハルは世界遺産にふさわしい史跡だと思います。その場に立ってみて、気持ちが良くなるというところはそんなにありません。
その一つがタージ・マハルでしょう。
個人的には、ペルーのマチュピチュと、メキシコのティオティワカンの遺跡群とクフ王のピラミッド、赤いピラミッドが好きですが。