2014年04月18日

字がうまくなりたい:なぜ、昔の人は達筆なのか


 キレイな字を書けると、それだけで知的な人に見える。
 江戸時代から太平洋戦争にかけて、多く人が記した文章を見ると、あまりにも達筆であることに驚きます。

 別に知的な人と見られなくても良いから、キレイな字を書きたいと思っている人はたくさんいると思います。管理人もそのひとりで、長年、文字コンプレックスに悩んでいます・・・現在進行形です・・・。

 今日は、きれいな文字を書きたい管理人が長年感じていることを書きたいと思います。

 いつものように、そこら辺に転がっている誰でもが知っている情報ではなく、独自の視点と経験に基づいて書きます。


 文字はバランス。それさえしっかり認識していれば、キレイな文字が書けます・・・・。んなわけね~だろぅ。 それでキレイな文字が書けるんなら、「ユーキャン」は倒産だぜ。なにか、別のノウハウがあるはずだ。それを教えろ!

 まあまあ、落ち着いて。

 管理人が小学校2年生の頃、板書で、先生よりキレイな字を書く同級生がいました。彼女は、書道でも、すらすらと、とてもキレイな字を書きました。

 子供心に、文字の美しさと、それをすらすらと書ける人に憧れたものです。

 YouTubeにパソコンで書いた習字をアップしました。よろしければご覧下さい。へたくそですが・・・。



【キレイな文字を書くコツ】

1.バランス
 文字の美しさは、やはりバランスが重要です。
 先日、事務の若い女性が電話がありましたというメモがパソコンに貼ってありました。その文字がきれいなのにビックリ。ポストイットにさっと書いただけなのですが、とてもきれいな文字でした。

 そこで、書かれていた文字をなぞってみました。すると、キレイに見える文字は、自分がいつも書いている文字と比較して、「つくり」の部分がより右側になっています。「へん」と「つくり」の位置関係を少し広げることで、ゆったりとした文字に見えることが分かりました。

 この方法を覚えてから、自分の字とは思えないほどきれいに見える文字を書くことができるようになりました。

2.手首の柔軟性
 とてもキレイに見える文字を書ける時と、とんでもないくらいへたくそな文字しか書けない時があります。
 普段は、とにかくへたくそな文字しか書けないのですが、会議や研修などでメモを採る時の文字は、自分でも結構きれいに書けていると思うことがあります。

 同じ人間が書く文字が、キレイに見えたり、汚く見えたりするのでは、きれいに文字を書くことなど不可能です。何が違うのか。ずっと不思議だったのですが、 ふと気づいたことがあります。

 会議のメモなどは、文字を書く練習ということで、かなり、リラックスして書いています。これに対して、普段書く文字は、とにかく多量の情報を書き留める必要があるため、かなり乱雑、・・・、ではなく、指と手首に力が入っていると感じます。

 きれいな文字を書くための要素のひとつである「きれいな線を描く」ためには、「手の力」を抜くことが大切だと分かりました。

 では、どうやって、力を抜くのか。これが難しい。皆、これでつまずきます。
 実は、この力を抜く方法に気がついてから、どんな場面でも、ほどほどの文字を書けるようになりました。これは、覚えておくと役に立ちます。

手に力が入って、きれいな線を書けない時があります。こんな時は、ペンを持つ手、手首、そして指に思いっきり力を入れ、パッと脱力します。これで力が抜け、ぶれないなめらかな線を書くことができます。



posted by ネコ師 at 04:00| Comment(0) | なぞの解明 | 更新情報をチェックする
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