以前イタリアに行った時のことを書きたいと思います。
当時は、南米パラグアイに住んでいて、そこから、イタリア・ミラノに降り立ちました。
全体の行程は、ミラノ⇒シエナ⇒フィレンツェ⇒ローマ⇒ナポリ⇒ローマ⇒スペイン というものでした。この行程も、実は、最初から決まっていた訳ではなく、最終的に見ればこんな行程だったということです。
ミラノの空港から電車で市内まで行き、そこからホテルまでタクシーで行ったように思うのですが、記憶が定かではありません。
このタクシーにぼられたので、今思い返しても悔しい。それは、長旅で、やっとミラノに到着し、後は、タクシーでホテルに入るだけ、と思っていた矢先のことでした。
タクシーに乗ってわずか6、7分足らずでホテルに到着。30ユーロ請求されました。当時のレートで5千円くらいだったと思います。こんな状況の時に限って子供達が騒ぎ出します。「どうしたの? どうしてタクシーから降りないの? 道を間違えたの? ・・・」などなど、それまで無口だった子供達が堰を切ったようにしゃべり出します。こちらはパニックです。
こちらはスペイン語しか話せないのですが、イタリア語とのコミュニケーションはとれます。タクシー運転手に交渉しようと思っていたのですが、子供達のなぜなぜ攻撃に遭い、あきらめて、支払いました。
補足しますと、・・・、もともと、外国でタクシーに乗る時はぼられることは想定しています。だから、こちらもかなり緊張してタクシーに乗っています。ぼられた時の準備をしています。その緊張感を全てぶちこわすのが子供達のなぜなぜ攻撃です。もう、タクシー料金などどうでも良いという気分にさせます。
ホテルに入ると、フロントは3階にあるらしい。昔のヨーロッパ映画に出てきそうな年代物の蛇腹式のドアを開けてエレベータに乗り込みます。この雰囲気がとても気に入りました。写真がないのが残念です。
フロントも家族経営という感じで、落ち着いた良いホテルだったと思います。
実は、ミラノの記憶がほとんどありません。覚えているのは、ホテルの周辺と、「世界三大オペラハウス」が改修中で閉鎖していたこと、くらいです。やはり、子供達が小さかったので、子供中心の旅行だったためかも知れません。今なら、別の楽しみ方もあるとは思うのですが。
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