銀山温泉に行ってきました。
NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで全国的に有名になった銀山温泉ですが、訪問者の期待を裏切らないのではないかと思います。
実は、ネコ師は尾花沢に2年半ばかり住んでいたことがあるので、銀山温泉にも何度か行きました。
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銀山温泉を最初に訪れた時、大正時代風の三階建ての旅館が建ち並んでいて驚きました。ここの旅館街のキャッチフレーズである「大正ロマン」そのもの。大正時代は知らないけれど、ここの景色を見ているとそのように思えてくるから不思議です。こんな旅館にいつかは泊まってみたい、と思っていました。
息子が遊びに来た時、銀山温泉に行きたいと言っていましたが、そんな遠くへは行かないよと、息子の要望をあっさりと却下。
ところが、今度は、ネコ師の奥様が行きたいと言い出した。雪の銀山温泉が見たいと。
尾花沢の雪の量を知っているネコ師は、この要望も却下・・・、のつもりだったのですが、今年は雪が少ない。「えっ。今年は雪が多いんじゃないの」と思われた方もいると思います。実は、今年の雪は、普段たくさん降る地域には降らずに、降らない地域に降るという、異常な降り方をしました。
雪が少なく、道路も乾いていたので、銀山温泉まで長距離ドライブをすることになりました。尾花沢に着くと、雪が少ないのに驚きました。この時期、道路の両側には2メートル以上の雪の壁ができている筈なのに、今年はこれがない。
銀山温泉に着くと、駐車場がない。旅館の駐車場は除雪してあるのですが、そこは宿泊客用。しかたなく、行き止まりの側道に乗り入れ車を駐めました。
尾花沢にいた時、何度も訪れた銀山温泉ですが、良く思い起こしてみると、雪の銀山温泉の記憶がない。尾花沢の雪に辟易していたため、わざわざ、雪の中の銀山温泉に行きたいとは思わなかったのでしょう。それに、道路事情が悪く、もしかしたら、冬季は行くことができなかったのかも。それでも、12月に行った記憶はあるのですが。ところが、今は違います。こんな道路、いつできたんだ、と思えるほど道路が整備されています。
駐車場から徒歩で道路を下っていくと、懐かしい銀山温泉が見えてきました。
相変わらず、美しい。特に、雪の中の銀山温泉は魅惑的です。
つららを前面に置いた構図で撮影してみました。細長いつららではなく、幅の広い大きなつららが、寒さの厳しさを示しているようです。
昔はなかった足湯が設置されていました。さすがに、足湯に浸かっている人はいませんでした。
銀山温泉の定番の風景。銀山川の両側に旅館が建ち並んでいます。
銀山温泉と言えば、ガス灯。お気に入りのショットです。
雪景色の中の温泉街がとても綺麗で感動しました。