今日は、山辺町(やまのべまち)の駅前にあるニット館『すだまり』へ行ってきました。
(何をとち狂ったのか「山辺町」を「川辺町」とか「河辺町」とか書いていました。とほほ)
山辺町って、どこにあるの?という方のために、地図をアップします。
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Map: Google Map
なぜ、ここに行ったかというと、・・・。話せば長いのですが、簡単に言うと以下のような理由です。
うちの奥様が通っている太極拳の先生が素敵なマフラーをしていたので、(うちの奥様が)「ステキですね~っ」て言ったら、「山辺町の毛糸なの」という返事。こういう話に目のないうちの奥様は、「行こう行こう」と誘うので、ネットで住所を調べて行ってきました。
山辺町は全国有数のニットの生産地なのだそうです。そして、工場で余った毛糸をニット館で販売しているそうです。
なぜか、編み物に目覚めた奥様は、変わった種類の毛糸が欲しいようです。
「ニット館すだまり」は、小さな建物なので素通りしてしまい、スマホで場所を確認して、やっとたどり着きました。
館内には、ニット製品が展示されています。二階がお目当ての毛糸販売コーナー。
毛糸は、手芸店で売っているようなフワフワしたものではなく、工場の編み機用の糸巻きにしっかり巻かれたもので、持ってみると結構重い。いろいろな種類がありました。
値段は1個870円~1000円くらい。毛糸の重さは300gくらいです。
この、何とも言えない淡泊な解説。そうなんです。ネコ師は全く興味がない。そこで、楽しいことを見つけることに。
ニット館の名前の「すだまり」って何なんだろう?、と帰りの車の中で話題になりました。聞いたことがない。「血だまり」が訛った言葉かも。「ちだまり」⇒「つだまり」⇒「すだまり」。もしそうなら、ちょっと、おどろおどろしい。ニット館にはふさわしくない。いや、一度ニットに付いたら消えない血だまり。ピッタリかも。
ネットで調べると、山形県村山地域の方言で「酢じょうゆ」のことなのだそうです。
なるほど、ニットにピッタリの名前だ。酢醤油を高級ニットにこぼしてしまう、という受けを狙ったネーミングだ。一度ニットに付いたら消えない酢醤油。血だまりとの相性もピッタリ。・・・・、なわけねーだろ!
意味が分かっても、さらに深まるネーミングの謎。
・ニット関連の展示館に、それを汚す「酢じょうゆ」という名前を付ける訳がない。
・すると、「すだまり」を地域の方言「酢じょうゆ」と解するのは誤りで、やはり、「血だまり」か?!
・もし、そうだとすると、何らかの恨みを残して亡くなった方のダイイングメッセージがこの言葉に込められている可能性がある。
・この調査は、所轄に任せることにしよう。
・・・・・最近、夫婦で東野圭吾にはまっています。・・・・・・
「ニット館すだまり」は、
営業時間 10:30~16:00
定休日 月曜・祝日
なお、この毛糸は、道の駅でも売っていました。数は少ないですが。
「毛糸」と聞くと、ウールやアクリルなどいろいろな材質がありますが、ネコ師が思い浮かぶのは南米のアルパカの毛糸。
エクアドルに行った時に見たアルパカの毛糸の製糸工場と製品をアップします。
このブログでこの毛糸の写真をアップする機会があるとは思いませんでした。
この毛糸はアルパカ70%、アクリル30%でした。買おうかと思ったのですが、どのくらいの量を買えばよいのか分からないし、そもそも、編んでくれる人もいないので、買うのはやめました。
アルパカ100%のセーターはボリビアでもとても値段が高く、なかなか買えません。200ドル以上します。民芸店でアルパカ製のセーターが格安で売られていますが、これは、アルパカが何パーセント含まれているか分かりません。
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