ダ・ヴィンチのモナ・リザは誰でも知っている名画ですが、そのモデルとなったのは誰なのかが、よく話題になります。ジョコンダ夫人とか、ダ・ヴィンチの母親とか、様々な説があるようです。分からないことを探求するのは楽しいことですが、永遠にその答えを知ることはないでしょう。
それよりも、若い頃のモナ・リザはどんな顔だったのか。それは、簡単に再現できるのではないでしょうか。誰もこんなことは考えないようなので、ネコ師が挑戦してみました。
肖像画の中のモナ・リザの年齢は何歳くらいに見えますか? 日本人の目からは40歳から45歳くらいに見えるのではないでしょうか。でも、当時の外国の女性は、年齢による劣化が激しいので、実際には30歳から33歳くらいではないでしょうか。
中年のモナリザの顔の輪郭を引き締め、頬を少し上げ、最後に、眉を書き入れます。肌の調子も整えます。なめらかで、でも、外人特有のソバカスとシミが少し残る明るい色の肌にしてみました。ついでに、胸も大きくし、持ち上げました(笑)。
すると、下の画像のようになりました。日本の女優にこんな顔の人がいたような・・・。大体、20代の中頃の肖像になりました。「アイルワースのモナ・リザ(The Isleworth Mona Lisa)」は10代後半に見えるので、今回のものはそれらの中間の年齢の肖像画、ということになります。
モナリザは顔立ちが整っているので、若いときはかなり美人だった、ということが、加工していて分かりました。なにごとも、やってみなければ分からない。「アイルワースのモナ・リザ」は、ダ・ヴィンチのモナ・リザとよく似ていると思います。これは、実際に、写真を加工しているときに気づいたことです。目や口の周囲はほんの少し違っただけで全く別人になるのですが、この二つの作品はとてもよく似ていると思います。
今回、古いパソコンのPhotoshopを1年ぶりに起動しました。起動できてうれしいです。
今回は、ていねいに作ったので、奇麗に仕上がったと思います。