毎週欠かさず見ていた「泣くな、はらちゃん」が、ついに終わってしまった!
越前さんとはらちゃんの奇妙な会話が聞けなくなると寂しいです。どうして10話で終わってしまったのか。全何話かの公表もなかったし。スタートが遅かったから、出演者の調整ができないというのが実情かも。
ストーリーは、無難に抑えて、作品全体の調和が取れた優れたドラマだと思います。漫画世界の人間が現実社会に出てきたり、その逆があったりで、かなり楽しめました。過剰演出にならない範囲のCGも気に入りました。
録画しているので、また、笑いながら楽しむことにします。全10話の中でも、第5話が圧巻です。はらちゃんと越前さんとのキスシーンがある話です。これは、何度観ても面白い。麻生久美子さんの演技が光ります。最終話のキーワードは「新婚さん」💓
しかし、よく考えると不思議な番組です。ヒーローのはらちゃんとヒロインの越前さんの「名前が分からない」。こんな番組が過去にあったのでしょうか。主役が相性だけで終わる番組。不思議です。
「泣くな、はらちゃん2」が始まると良いのですが。こんなに、癒される番組は他にないので。
最終話について、もう少し、心の起伏があれば良かったかも。シリーズを通じて涙のシーンがたくさんあったけど、最終話は少なかったように思います。だから、淡々と終わったという印象がします。
「せつない」というキーワードも前回に引き続き出てきます。自分中心の気持ちが恋で、相手中心の気持ちが愛、ということを、最低限の台詞で表現していて、うるさくない。
居酒屋で、ゆり子さんが帰る間際に越前さんに耳打ちした言葉がなんなのか気になります。
番組の最後で漫画を描いていたビブオ氏が登場します。初々しくて良かったです。
ところで、テレビをあまり見ないネコ師でも覚えている、かなり前にあった「ふぞろいの林檎たち」というテレビドラマで、かっこいいなぁ、と思っていた役者が長瀬智也でした。あれから何年経っているんだろう。彼は相変わらずかっこいい。ブリジストンのCMは嫌いですが。
越前さんが怒ってふくれっ面をする場面が気に入っていたのですが、よく考えると、うちの奥様に似ているので怖いです。もう、漫画世界に戻りたい。なんのこっちゃ。