先日、秋田県に用事があり、横手市に行ってきました。
なんか、この記事を書いていても力が入らない。それもそのはず。日本に帰国してから3度目の横手出張です。
もっとゆっくりできれば、いろいろ書けるのですが、毎回、駆け足の出張なので、何度行ってもさっぱり分からない。
田舎の風景を撮影したかったのですが、良いショットがない。
道の駅?で、撮影した写真をアップします。
何とかラーメンという比内地鶏で出汁をとったラーメン。安いけど、味はそれなり。
建物の中を歩いていると、ナマハゲ発見!
「生のハゲ」かと思ったら、髪の毛がふさふさ。ただのハゲではないらしい。
男鹿のナマハゲは、国の重要無形民俗文化財に指定されているそうな。
「悪い子はいねーがーっ」「泣ぐコはいねーがーっ」と、このナマハゲが大きな包丁を持って家々を回るらしい。銃砲刀剣類所持等取締法に抵触しそうだが、もちろん、本物の包丁ではない・・・らしい。
地域に伝わる伝承は、とても楽しい。民話は、その元を辿ると、なぜか、悲惨な歴史にたどり着く。楽しい歴史より悲惨な歴史の方が庶民の記憶に残るということでしょうか。
ふと、宮本常一のことが頭に浮かんだ。民俗学者といえば柳田国男や南方熊楠などが有名だが、宮本常一のフィールドワークには驚く。時々、忘れた頃にテレビなどでも採り上げているので、宮本常一の名は聞いたことがあるかも。
この話題は、そのうち詳しく書きたいと思います。