秋田県男鹿半島の寒風山に行ってきました。
寒風山という名前の山は日本中にいくつかあるようですが、秋田の寒風山は、男鹿半島の根元に位置する山で標高は355m。
山全体に高い木がなく、・・・、というか、見晴らしを良くするため、草も刈られているため、360度の絶景が楽しめる場所です。
山の大部分が芝生で覆われ、半島のため、三方が海に面していることから、絶景を楽しめます。
このような条件により風向きの影響を受け難いことから、パラグライダがさかんに行われています。
パラグライダで浮遊する人を見るとうらやましい気もしますが、ネコ師は高い所が苦手なので、自分でやってみようとは思いません。
海は、スキューバダイバー免許を持っているのにパニック症候群で潜れないし、空は怖いし、船に乗ると陸酔いするし、地下は閉所恐怖症で嫌だし、高い山は空気が薄いので高山病になるし・・・、やはり地上が良いです(笑)。
まあ、映画「海猿」のような状況になったら潜りますが、できれば、空気のある所にいたい。
過去に経験した事故の記憶がトラウマになっているようです。若い頃はこんなことはなかったのに。
以前、宇宙兄弟「日々人のパニック症候群」の記事で書きましたが、頭で理解できても心(頭の中)が拒否反応を起こす。これは、とても怖いことです。経験したことのない人には決して分からないことだと思います。励ましも理論の説明も役に立ちません。そんなことは知っていても、・・・、体が受け付けない。
以前、書いたと思いますが、車の横転事故に遭ってから、他人の運転する車に乗れるようになるのに1年かかりました。自分で運転するのは問題ないのですが、他人の運転だと、カーブでそのまま横滑りして横転するのではないかという恐怖心にとりつかれました。
怖がるネコ師を見て、運転手は変な顔をしていました。しかし、ネコ師が被害にあった車の正面衝突と横転という二度の事故は運転手のミスで起きました。
地表にいれば、窒息もしないし、落下もしません。安全です。正面衝突はしますが(笑)。