2012年03月27日
ホテルから優遇される客
Google検索で「ホテルから優遇される客」というワードの検索があったので、これについて書きたいと思います。
通常、ホテルの宿泊は、1泊から長くても3泊程度ではないでしょうか。
ネコ師は、ボリビアのスクレのホテルに2年間滞在したので、ホテルのいろんなところが見えてきました。
ホテルの客は、様々です。通常は、客の側からホテルを評価しますが、長期滞在していると、ホテルの目線で「客を評価」することができます。
客の目線とホテルの目線は違うので、この違いむむ知っておくと、海外旅行した時に何かと役に立ちます。
【思い違い】
1.まず、日本人が思い違いをしているのが「チップ」です。多くあげたからといって喜んでいるわけではありません。ホテルの従業員はプライドがあり、多くのチップをもらっても、「この客はお金持ち」と思うだけで、金額によって感謝の程度が変わると思ったら大間違い。
チップは、頼んだ仕事の難易度により支払いましょう。むやみに支払うのは、現地の相場を壊すし、百害あって一利なしです。
2.めんどくさいことを頼む客ほど優遇される。
映画を見ていると、主人公がとてもめんどくさいことをホテルの従業員に頼むシーンがあります。もちろん、それなりのチップを支払いますが、上で書いたようにチップの額は問題ではない。めんどくさいことを頼むというところが、映画の主人公です。
ホテルに長期滞在しているとよく分かるのですが、従業員にとって「客」は、ただの「物」のようです。その「物」がめんどくさい注文をつけると、はじめて「人」として認識してくれるようです。
めんどくさいことの難易度が高ければ高いほど、ホテルの従業員は一所懸命に働きます。これをチップと関連づけるのが一般客の思考ですが、実際には違います。これは、ホテルのオーナーの意向だから、従業員は従っているのです。これを勘違いしている人がたくさんいます。
つまり、客からのめんどうな注文を受けた時に、「従業員」としてそれをいかに解決したかが、かれらの労働意欲につながっています。
このことを理解したら、「客」はどうすればよいかは直ぐに分かりますよね。
そうなんです。ホテルのオーナー(または、総支配人)の前で、従業員がいかによく働いたかをほめれば良いのです。ほめるのにお金はかかりません。
ほめられた従業員は、とても良くしてくれます。そして、いろいろな情報を持ってきます。
「誰と誰が浮気をしていて、子供が何人いる。○○の息子は刑務所に入っていて、刑務所の中で殺人未遂を犯した」、等。別に聞きたいわけでもないのに、話を聞くうちに、ホテルの従業員の裏社会が分かったりします。
3.ホテルの責任者が一番
ホテルの経営者や総支配人と仲良くなると、従業員の態度は変わります。ホテルの従業員は「客」を見ているのではなく「経営者や総支配人」を見ています。その意味で、「客」を見ているのは「経営者や総支配人」だけです。
ネコ師は、ホテルのオーナーとお友達になり、いろいろ便宜を図ってもらいました。
当然、ホテル全体で優遇されます。部屋の風呂を改修する時は、空いている部屋をどこでも使ってよい許可をもらいました。冷蔵庫の飲み物を飲んでも請求されたことがない。洗濯も請求されたことがない。これは、さすがに不味いので、支払いましたが。
4.ツアー客は大切
ホテルにとってドル箱はツアー客の存在です。格安ツアーだからと思う必要は全くありません。ホテルにとっては、空き部屋を確実に埋めることができる大切なお客様です。しかも、1泊程度でいなくなる上客です。
さて、普通の観光客は、1、2泊しかホテルに滞在しません。そこで、優遇される秘訣をまとめます。
① 優遇されたいと思ったら、「めんどくさい」ことをお願いします。これを断るホテルに対しては怒りましょう(笑)。実は、「客」の怒りが彼らの最も怖いところです。「めんどくさい」ことを頼む客は、確実に優遇されます。
② ホテルの受付嬢(おばさん?)と仲良くなりましょう。ホテルは、受付嬢が采配を振るっています。受付嬢の指示があれば従業員は何でもします。
③ 従業員のプライドを刺激しよう(チップではなく)
何度も書きますが、チップの額は関係ありません。客が満足したことを従業員に正確に伝えることこそ大切なことです。
以上、ホテルに長期滞在した経験から書きましたが、ホテルの裏事情はとても面白いです。
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