ウルグアイのモンテビデオにやってきました。
ブエノスアイレスを早朝出発し、モンテビデオに到着。
ブエノスアイレスには空港が二つあり、国内と近隣国には市内の空港が使われるようです。
ホテルを朝5時半に出て、この市内の空港に向かったのですが、ここで珍しいトラブル発生。
ネコ師の乗ったタクシーがパトカーに捕まってしまいました。
このタクシーの運転手が信号を無視したのが捕まった理由です。パトカーの中に入っていきました。
違反切符を切られるだけかと思ったら、本格的に取り調べられています。その間も、タクシーのメーターはぐんぐん回転しているし、きがきではありません。
しばらくすると警官がやってきて、時間がかかるから別のタクシーで行くように言われました。
さすがは警察です。あっという間に別のタクシーを停止させ、ネコ師はこのタクシーに乗り換えました。
取り調べを受けているタクシーの運転手にここまでのタクシー代を支払おうとしたら「いらない」とのこと。もうけてしまいました。
このタクシーの運転手としては、早朝で誰もいない交差点の信号を無視したために違反と言われるのが納得できず、粘っているのかも知れません。
ネコ師は、別のタクシーで市内の空港に着いたのですが、思っていたよりもずっと遠い。
空港に着いたら、チェックインカウンタにはすでに80人くらい並んでいます。
この空港で、またまた信じられないトラブル。
飛行機の機内に入り、離陸を待っていたら、空港の係員が来てネコ師だけ降りるように言います。「???」。
言われるままに降りると、理由が分かりました。ネコ師は間違った飛行機に搭乗していたのです。
係員からは、「アナウンスを確認して搭乗するように」って言われたけど、ネコ師にも言い分が。
ネコ師がトイレから戻ってくると、搭乗がすでに始まっていたので、その列に並んで乗ってしまった。アナウンスは聞いていない。切符のチェックをしている係員も何も言わなかった。
そもそも自分の乗る飛行機がどのルートで飛ぶのかも、最終目的地がどこかも知らないので、「○○行き」というアナウンスを聞いてもしかたない(時がある)。
・・・などと、思ったのですが、はっきり言ってネコ師の単純ミスです。14番ゲートから自分の乗る飛行機よりも前に別の飛行機が出るのは確認していたので。
しかし、航空会社で間違いに気づいてくれて助かりました。間違って乗った飛行機はブラジル行きでした。ビザを持っていないネコ師は、空港から出ることもできず大変な目に遭うところでした。
ホームアローンのように。
モンテビデオに向かう飛行機から下を見ると、なにやら「泥の海」のような景色が広がっています。広大な干潟のようにも見えるのですが、船がいくつか見えるので、水深が2メートルくらいはありそうです。
よくよく考えてみると、河口の景色なのでしょう。
ところが、モンテビデオに着いて、海の色を見て仰天。「やっぱり、泥の海だ!」。泥の海という表現がぴったりの色をしています。沖を見ても同じ色。本来の海の色はどこにもありません。
地元の人に聞いたら、風が強いとこんな色になるのだと言っていました。
本当に奇妙な海です。風が強いので三角波がたつのは分かるのですが、その数が半端ではない。遠浅で、海底に岩がたくさん突き出ているのだと思うのですが。
日本では、曇天で海が荒れると、海の色も変わりますが、見渡す限り泥の海のように見えることはありません。
ちょうど上の写真を撮影していたら、自転車で宇宙に旅立つところに遭遇しました。あのETで見たような場面です。
この自転車に乗った人は結構長い時間この格好をしていてくれたので、写真の納めることができました。下がアップ写真です。30秒以上この格好をしていました。何考えているんだろう?
モンテビデオの街は、こぢんまりとしていて、何となくパラグアイのアスンシオンに似ています。この町の特徴は、「本屋がたくさんあること」。中南米で大きな本屋のある国はほとんどない。と思うのですが、モンテビデオでは比較的たくさん見かけます。
市内はそのうち。