オルーロに行った時、リャマ肉料理の店があり、運転手が食べたいというので入ってみました。
リャマ肉専門の店で、レストランというほど高級ではなく、庶民的な店です。
リャマ肉は、以前、ウユニ塩湖の魚島のレストランで食べたのですが、今回は、リャマの乾燥肉を調理したもの。ジャルキといいます。
同じ乾燥肉でもビーフジャーキーは美味しいのですが、リャマ肉を乾燥したリャマジャーキーは、そのままではとても固くて歯が立ちません。
この食堂では、食器を洗わなくて良いように食器をビニールで覆い、その上にそぼろ状に細かくしたリャマ肉、ジャガイモ、トウモロコシ、ゆで卵、チーズがのっています。
このお味は? 肉がやはり固いです。不味くはないのですが、美味しいとは言えない。胃に悪そうな食べ物です。やはり、生肉のステーキの方が美味しいです。
下の写真はウユニ塩湖で食べたリャマ肉です。これは柔らかくて美味しかったです。
ジャルキはボリビア料理として有名で、スクレのレストランでも食べることができますが、ジャルキを出すレストランは非常に限られています。
インカの時代、ジャルキは保存食として貴重な料理だったと思いますが、繊維質だけが残っている感じで、私の弱いネコ師はちょっと食べることのできない料理でした。
皿の上に被せたビニール袋は、残ったジャルキを持ち帰るのに使えて便利です。店にとっても客にとっても役に立つビニール袋です。