しかし、ここ数日、暖かい日が続いてほっとしています。世界遺産のスクレを訪れる外国人観光客がかなり増えてきたように思います。このまま暖かくなってくれればよいのですが。
私が今住んでいるホテルの部屋は、以前、このホテルの支配人(女性)が住んでいた部屋です。この女性は、現在、アルゼンチンに出稼ぎに行っていて、9月末に戻ってくることになっています。彼女は家を持っているので、この部屋に戻ってきて、私が追い出される心配はありませんが。
この女性(たぶん、45才くらいのおばさん)は、暑いのが大嫌い。私は今いる部屋が快適なのですが、彼女にとっては灼熱地獄だったそうです。フロントにいるときも、いつも扇風機を回していました。
昨年の暮れに、彼女からアメリカに旅行すると聞いて、「どこに?」と聞き返したら、なんとシカゴ。真冬のシカゴは恐ろしく寒いと聞いたことがあり、それを言うと、「寒いのが大好き! 寒いから行くの」とのこと。どういう体をしているのかと疑問に思いました。
海外旅行をしていると、空港で奇妙な光景に出くわします。それは服装です。防寒着を着込んだ人もいれば、半袖の人もいます。別々の地域から来たのだから当たり前なのかも知れませんが、体質の違いもあるのではないかと、この女支配人の話を聞いて思いました。
私は寒がりなので、できれば暑い所が良い。でも、それは程度問題。
パラグアイで仕事をしていた時、あまりの暑さに気分が悪くなったことがあります。日陰にいても暑くて暑くてどうしようもない感じでした。
ブラジルのマナウスも格段の暑さでした。熱い重厚な大気を着込んでいるような、そんな感じでした。
でも、寒いのよりはまだましです。寒さで困ったのがウユニ塩湖。ここは本当に寒いです。スクレの中古市場で買ったフェザーのジャンパーが全く役に立たないくらい寒かったです。このため、日本から本物のフェザーのコートを持ってきました。
今年1月にウユニに行った時にも完全防備で現地入りしました(ウユニ塩湖シリーズの記事をご覧下さい)。この時はとても暖かい日が続き防寒着は必要なかったのですが、準備は大切です。
スクレはこれからどんどん暖かくなっていきます。そして、ネコ師が14時間も街頭で踊り子たちの写真を撮影し続けた、あの「グアダルーペ祭」を迎えます(過去記事をご覧下さい)。来月です。
今回は、日本から30倍ズーム一眼レフの新しいカメラを買ってきたので準備万端。また、大量の写真を撮ろうと思います。