今日は、本の表紙づくりに挑戦。といっても本物の本ではなくイラストです。
古本の洋書風にしてみました。
本のタイトルは、「Sangre Real de Cesar」。ダ・ヴィンチコードに出てきたSangrealのスペイン語読みです。そうなんです。この本は、伝説の『聖杯』を伝える本なのです。セサールの名前が入るといきなり価値が下がりますが。猫の血脈を知ってもねぇ~。それが何なのさって感じ。
本の発行年は、1452年にしました。ルネッサンス全盛の頃です。お気づきの方もおられると思いますが、この年、ダ・ヴィンチが生まれました。
由緒正しい本らしくするため、『王家の紋章』を勝手に作って入れました。複雑な文様にすると、なんとなくそれらしく感じます。本の表紙の色に、紋章の緑が映えます。
文字はやはり金文字です。少し浮き上がって立体感があります。かなりくすんだ色合いです。
本の表面は荒れ、手垢で汚れていますが、何しろ"由緒正しい本"なので、数百年もの間、大切に扱われてきたため、本自体はそれほど傷んではいません。
謎めいた古書には、何が書かれているのでしょう。本を開くのが楽しみです。でも、それはしぱらくお預け。
とまあ、こんな感じです。
これが、新品の頃の本です(笑)。なかなか豪華な本です。
さて、表紙はできましたが、中身はまだ何も考えていません(汗)。そのうち、ページをめくれる『王家の秘密』の本でも作ります。
ところで、ルネッサンスと聞くと、当時の最先端芸術の新規創造というイメージですが、実際は、古代古典の復興です。このことは、古代ローマやギリシャの芸術がいかに優れていたかがを物語っています。
何しろ、聖杯伝説よりもっと以前の、紀元前のことですから。