「エジプト考古庁長官ザビ・ハワースの発掘に密着!」、「クフ王の墓は地下にあった!?」というタイトルのテレビ番組欄に誘われて。
ピラミッドやエジプトの話は、日本人を含めた外国人研究者の説が中心なのに対し、この番組では、エジプト考古庁長官、つまり、エジプトの代表的学者の説を中心に番組が作られていて見応えがありました。
クフ王の埋葬室と言われている「王の間」について、ザビ博士は「大王・クフの物としてはあまりにも粗末だ」と言っていることに感動しました。そして、地下に本当の埋葬室があるという説には、思わず納得。
ただ、盗掘者を欺くために、この「王の間」を作ったとはとても思えませんね。欺くのであれば、もっと本物らしく造る必要があります。大回廊の緻密な設計に対して、それ以外の施設があまりにもお粗末というか、建設途中といった印象を受けます。
盗掘者は、ピラミッド内部を破壊し尽くすほど暇ではなかったと思います。
以前の記事で書きましたが、大ピラミッドは入場制限をしています。最初、観光客がピラミッドの中でワイワイ騒いでいますが、一通り見終わると、すぐに出ていきます。そうすると、入場制限があるため、後は誰も入ってきません。
私は、皆が出て行くまで王の間に居残り、20分くらい、たったひとりでいました。
そして、この部屋はクフ王の埋葬場所なはずがない、という結論に達しました。
理由は簡単です。あまりにも貧弱なのです。
番組の中で、ツタンカーメン王墓が発見されたとき、4重の厨子と3重の人型棺の中に王の亡骸が安置されていたと紹介していました。
この厨子は木製の箱のようなもので、非常に大きなものです。カイロ博物館で見ることができます。
もし、(ツタンカーメンとは時代が異なりますが)クフ王の埋葬でも厨子が使われたとしたら、その中に入る人型の棺は部屋の中央になければなりません。そうでなければ、何重にもなる厨子を組み立てることができません。
ところが、この玄室の石棺は部屋の隅に置かれています。
以前の記事で、私が指摘した疑問点の一つです。
石棺はカイロ博物館でもたくさん見ることができます。サイズ的にはクフ王の玄室にあるものとあまり違いはないように感じました。
だとすると、…
いろいろ推理できます。「誰かが玄室の中央部に置かれていた石棺を端に移動したのではないか」ということが考えられます。
でも、床を見る限り、中央部分にはそのような痕跡はなく、石棺も置かれているというより組み込まれている感じです。
この違和感は何なのでしょう。
石棺の位置がどう考えてもおかしいのです。
もしかしたら、石棺の下が、地下へ通じる入り口になっているのではないでしょうか。
その先には、本当の王墓があるのかも知れません。
でも、私は、少なくともクフ王のピラミッドは王墓ではないと思っています。
このピラミッドは、何かの装置として造られたのではないか、と考えています。
そうでなければ、あれだけの巨大建造物を造っておきながら、所々に見える稚拙な造りの説明がつきません。
機能上、あれで十分だったのだと思います。
大回廊の上から巨石を滑り落として石の栓をして通路を塞いでいることから、この建造物が完成していたことは間違いありません。クフ王のピラミッドは作りかけではなく、完成していたのです。
この続きは、また、今度書きます。

昔の方がずっと良かった。
番組づくりというものを勘違いしているのでは?
芸能人がいなければ番組が組めないのか?
芸能人の選定基準は何なのか?
芸能人がいるために、せっかくの番組企画がつまらないものになっている。
芸能人を見るために番組を見ているわけではない。
視聴者を舐めてますね。




