身内に不幸があり、ネコ師の奥様は留守宅に戻り、ネコ師も翌々日に家に戻りました。
・・・・、と書くと簡単そうですが、転勤先のアパートにはセサールとピーちゃんという2匹の猫がいるので、そう簡単にはいかない。
奥様は、急遽、留守宅に戻ったので、ネコ師が猫の面倒をすべて見なければならない。
猫たちが留守宅にいたときには、猫たちは外へ気ままに出かけ、トイレは外で済ませていたのですが、転勤先ではアパート暮らしなので、外に出せない。そのため、トイレの掃除が大変。掃除していないと、トイレの外に"もっこり"。
ネコ師が家に帰るのは早くて夜12時過ぎなので、猫たちはお腹をすかせて待っています。
ところが、セサールの食欲がない。ピーちゃんは食べると吐いてしまう。猫もかなりのストレスのようです。
ネコ師も留守宅に帰ることになり、猫たちを猫ホテルに預けようとしたのですが、ペット病院では「うちのカルテがない猫はお預かりできません」と断られ、別のペットショップでは、「担当の女の子がもう帰宅したので、明日の朝9時に電話で確認して。担当の女の子じゃないと預かれるかどうか分からない」とショップオーナーらしい男性の返事。
こんな店に可愛い猫たちを預ける分けにはいかない。猫たちに更なるストレスを与えてしまうし、病気をうつされそう。
そんな訳で、猫たちだけで、留守番することになりました。
二日分のエサを4箇所にセットして、水もたっぷり準備。暑くなると大変なので、窓を少し開けておきました。
さて、今日の夜、戻ってみると、えさ入れは空っぽ。台所の小麦粉を入れた袋が破られ、小麦粉が床に散乱。ごみ箱は倒され、中身が皆、出されている。
どうやら、お腹がすいた猫たちの仕業。ネコ師がいるとあまり食べないくせに、いないと食欲旺盛らしい。
帰ってきてから、猫たちの悪行の後始末とトイレ掃除とエサを与えて一安心、と思ったら、ピーちゃんが吐いてしまった。一度にたくさん食べすぎだよ。また、掃除だ。
セサールとピーちゃんはわがまま猫たちで、世話をするのが大変だ! でも、猫たちからすれば、勝手にこんなところまで連れてきて、という気持ちもあるらしい。アパートの部屋の中で飼うのはなかなか難しいです。