2012年03月28日

名古屋城に登る


 先日、名古屋に行ってきました。時々行く名古屋ですが、いつもは時間がなく、有名な名古屋城も見たことがない。

 そんなわけで、今回は、空いた時間を使って名古屋城に行ってきました。

 ネコ師の関心は、城壁の石組みだったのですが、残念なことに工事中で、見たかった巨石はシートで覆われ見ることができませんでした。

 次に名古屋に行く予定はないので、残念です。

 
名古屋城


 外国のお城と比較して書きたいと思います。

 外国のお城といっても、フランス、スペイン、コスタリカのお城しか知らないのですが。

 外国のお城は石造りで、外観がとても美しく憧れていました。
 ところが、中に入ると、「冷たい」という感じがします。実際に城主が生活していた時には壁にはタペストリが飾られ、違う雰囲気だったと思うのですが、やはり「冷たい」感じがします。

 冬の長いヨーロッパの城の生活は大変だったのではないでしょうか。

 それと比べ日本のお城は暖かさを感じます。昔のままに現存しているお城は少ないのですが、木の暖かさを感じます(実際は鉄筋コンクリート製であっても)。

 ベルサイユ宮殿で感じたのは、道路の石組みがボコボコしていること。
 フランスの技術はこの程度なんだ、と感じました。

 古いタペストリは暖かさよりも哀愁を誘い、寒々とした気がしました。
 フランスの他のお城も同様で、棺桶の中にいるみたい。

 日本のお城は、忍者屋敷のようで楽しめます。様々なからくりは、木造だからできる部分があるのでしょう。

 名古屋城の巨石をいかに運んだのか。さすがは日本だと思いました。そこには宇宙人もオーパーツも出てきません(笑)。記録が残っているからです。

 小惑星探査機「はやぶさ」の映画がいろいろ公開されています。2つ見ましたが、中身にがっかり。文系の人が作るとこうなる、という見本のような映画でした。

 「映像の美しさ」を伝えることしか頭にないのか、と思いました。竹内結子が好演している映画は、結局、何を伝えたいのかよく分からない。竹内結子のCFなら問題ないけど(爆:実は、竹内結子のファンです💓)。

 皆が知りたいのはそんなことじゃない。「なぜ、世界で始めて?」、「それは、なぜ、実現できたの?」、「脚色はうんざり。本当はどうなの?」、「NASAや他国との違いは?」、「探査機を擬人化するんじゃねえよ! 科学の話をしているのに宗教を持ち込むようなものだ!」。

 こんな低レベルの脚本しか書けないのかと、呆れました。
 日本の映画界は、この程度の脚本しか書けないのでしょうか。NHKの方が面白いよ。


posted by ネコ師 at 03:17| Comment(2) | 国内旅行 | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

ホテルから優遇される客


 Google検索で「ホテルから優遇される客」というワードの検索があったので、これについて書きたいと思います。

 通常、ホテルの宿泊は、1泊から長くても3泊程度ではないでしょうか。
 ネコ師は、ボリビアのスクレのホテルに2年間滞在したので、ホテルのいろんなところが見えてきました。

 ホテルの客は、様々です。通常は、客の側からホテルを評価しますが、長期滞在していると、ホテルの目線で「客を評価」することができます。

 客の目線とホテルの目線は違うので、この違いむむ知っておくと、海外旅行した時に何かと役に立ちます。

【思い違い】 

1.まず、日本人が思い違いをしているのが「チップ」です。多くあげたからといって喜んでいるわけではありません。ホテルの従業員はプライドがあり、多くのチップをもらっても、「この客はお金持ち」と思うだけで、金額によって感謝の程度が変わると思ったら大間違い。
 チップは、頼んだ仕事の難易度により支払いましょう。むやみに支払うのは、現地の相場を壊すし、百害あって一利なしです。

2.めんどくさいことを頼む客ほど優遇される。
 映画を見ていると、主人公がとてもめんどくさいことをホテルの従業員に頼むシーンがあります。もちろん、それなりのチップを支払いますが、上で書いたようにチップの額は問題ではない。めんどくさいことを頼むというところが、映画の主人公です。
 ホテルに長期滞在しているとよく分かるのですが、従業員にとって「客」は、ただの「物」のようです。その「物」がめんどくさい注文をつけると、はじめて「人」として認識してくれるようです。
 めんどくさいことの難易度が高ければ高いほど、ホテルの従業員は一所懸命に働きます。これをチップと関連づけるのが一般客の思考ですが、実際には違います。これは、ホテルのオーナーの意向だから、従業員は従っているのです。これを勘違いしている人がたくさんいます。
 つまり、客からのめんどうな注文を受けた時に、「従業員」としてそれをいかに解決したかが、かれらの労働意欲につながっています。

 このことを理解したら、「客」はどうすればよいかは直ぐに分かりますよね。

 そうなんです。ホテルのオーナー(または、総支配人)の前で、従業員がいかによく働いたかをほめれば良いのです。ほめるのにお金はかかりません。

 ほめられた従業員は、とても良くしてくれます。そして、いろいろな情報を持ってきます。
 「誰と誰が浮気をしていて、子供が何人いる。○○の息子は刑務所に入っていて、刑務所の中で殺人未遂を犯した」、等。別に聞きたいわけでもないのに、話を聞くうちに、ホテルの従業員の裏社会が分かったりします。

3.ホテルの責任者が一番
 ホテルの経営者や総支配人と仲良くなると、従業員の態度は変わります。ホテルの従業員は「客」を見ているのではなく「経営者や総支配人」を見ています。その意味で、「客」を見ているのは「経営者や総支配人」だけです。

 ネコ師は、ホテルのオーナーとお友達になり、いろいろ便宜を図ってもらいました。
 当然、ホテル全体で優遇されます。部屋の風呂を改修する時は、空いている部屋をどこでも使ってよい許可をもらいました。冷蔵庫の飲み物を飲んでも請求されたことがない。洗濯も請求されたことがない。これは、さすがに不味いので、支払いましたが。

4.ツアー客は大切
 ホテルにとってドル箱はツアー客の存在です。格安ツアーだからと思う必要は全くありません。ホテルにとっては、空き部屋を確実に埋めることができる大切なお客様です。しかも、1泊程度でいなくなる上客です。

 さて、普通の観光客は、1、2泊しかホテルに滞在しません。そこで、優遇される秘訣をまとめます。

① 優遇されたいと思ったら、「めんどくさい」ことをお願いします。これを断るホテルに対しては怒りましょう(笑)。実は、「客」の怒りが彼らの最も怖いところです。「めんどくさい」ことを頼む客は、確実に優遇されます。

② ホテルの受付嬢(おばさん?)と仲良くなりましょう。ホテルは、受付嬢が采配を振るっています。受付嬢の指示があれば従業員は何でもします。

③ 従業員のプライドを刺激しよう(チップではなく)
 何度も書きますが、チップの額は関係ありません。客が満足したことを従業員に正確に伝えることこそ大切なことです。

 以上、ホテルに長期滞在した経験から書きましたが、ホテルの裏事情はとても面白いです。


posted by ネコ師 at 04:12| Comment(0) | 海外旅行を楽しむ | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

コーヒーカップの中のセサール:gifアニメ


 こんなGIFアニメを作ってみました。
 ありそうでないのでは。

コーヒーカップの中のセサール2


g2.gif

2012年03月12日

久しぶりにボリビアの猫の写真


 ボリビアのスクレのホテルの部屋に突然湧いたように現れた猫のハシントくん。
 新しい飼い主(ボリビア)から写真が送られてきたのでご紹介します。

 いたずら飼い主が、背広を着せたのだそうです(笑)。
 猫好きの方は良くご覧下さい。ハシントに服を着せるという日本人の発想ではなく、エプロンのように背広を着せいているところがボリビア、というか外国の発想かと思いました。

 
ボリビアの背広を着た猫ハシント


 ハシントは、人なつっこい、可愛い猫です。
 突然、ホテルの部屋に入ってきた猫なのに一晩、一緒に寝ました。
 元気そうで安心しました。

 それにしても、面白い写真です。
 ボリビアの猫はカワイイです。

posted by ネコ師 at 15:31| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

空港のセキュリティ・チェックで何を聞かれるか


 空港のセキュリティ・チェックが強化され、旅行者にとってはウンザリです。
 一言にセキュリティ・チェックといっても、いろいろあるので、ネコ師の経験をお話しします。

1.航空会社によるセキュリティ・チェック(出国時)


 空港のチェックイン・カウンターに並ぶ時に受ける飛行機に預ける荷物のチェックです。航空会社の職員(または会社から雇われた警備員)が質問します。質問する内容は決まっています。
・これはあなたの荷物ですが
・誰か、他の人から預かった荷物はありませんか
・荷物のパッキングは自分でしましたか
・パッキングしたのはいつですか

 ここでのチェックは、第三者を使った密輸を防止するためのもののようです。
 この他に、海外持ち出しを禁止している項目が入る場合もあります。

2.インターポールによるチェック


 ボリビアでこのチェックを受けることがたまにあります。
 出国審査の手続きの最後にチェックしています。個室に連れて行かれ、靴を脱げとか、旅行目的とか滞在期間とか聞かれる場合があります。
 麻薬関係を中心に調べているようです。
 靴のかかとの部分を踏みつぶして履いていると、靴底に何か隠しているために靴をまともに履けないと見なされ、個室に呼ばれることになります(笑)。

3.出国手続きのときの手荷物のセキュリティ・チェック


 これは、アメリカが一番うるさい。レントゲンで荷物を検査し、旅行者は検査ゲートを通って持っている金属の有無を調べられます。
 アメリカでは、パソコンは手荷物の中から取りだし、手に持って検査の所まで行きます。
 靴を脱ぎ、ベルトを外し、靴もパソコンもベルトコンベアに流し、人間は手ぶらでゲートを通ります。
 パソコンを手荷物の中に入れたままにしておくと怒られます。そして、そのパソコンは別の検査を受けることになります。
 胸のポケットに入れたタバコの銀紙が反応したこともあります。

4,飛行機に登場するときのセキュリティ・チェック


 これまで、多くのチェックを受けてきたのに、まだやるのか、というのが、飛行機に乗り込む直前のパスポートと手荷物検査です。アメリカン・エアライン(AA)が良くやります。
 でも、この検査はかなり定式的です。出発までの待合室でテロリストたちが荷物の受け渡しを行い、それを機内に持ち込むのを防ぐためのもののようです。

 セキュリティ・チェックにはセキュリティ情報に基づくランクがあるらしく、厳しい時期とそうでもない時期があります。
 機内持ち込みの手荷物のチェックは厳しいのが一般的で、空港内のお土産屋で買った金属製の本のしおりもペーパーナイフになるということで没収されてしまいます。最近は、液体も厳しく、機内で飲もうと思って買ったアルコールも没収されることに。

 空港内の免税店で購入したアルコール類は、飛行機に搭乗する直前の飛行機のドアのところで手渡されます。これなら機内で飲めます(笑)。

posted by ネコ師 at 18:40| Comment(0) | 海外旅行を楽しむ | 更新情報をチェックする

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