2011年05月31日
世界遺産スクレのお土産(その1)
2年間住んだ世界遺産の古都スクレとも明日でお別れ。うれしいような寂しいような。
そこで、今日は、スクレのお土産をご紹介します。
スクレのお土産といったら、なんと言っても「チョコレート」。このチョコレートをスクレ市内で売っているのは2社あるのですが、一方は繁盛しているのに、他方は閑古鳥が鳴いている状況です。
試しに、閑古鳥の鳴いているお店に入って、チョコを食べてみました。それで納得。
繁盛している店は、「Para Tí」という店で、スクレ市内に少なくとも3件の店を持っています。この他に、スクレ空港にも出店があります。昨年、新店舗が開店したので、結構、売れているようです。
良くこんなに考えつくものだと思えるくらいたくさんの種類のチョコレートを置いています。ネコ師のお奨めは、コーヒー豆をチョコでコーディングしたもの。これは美味しいです。コーヒー豆が口の中に残りますが。
ネコ師がスクレの飛行場で知人に買ったのが下の写真のチョコです。木製の箱に入って、表面にはプレインカの壁画をデザインした織物があしらわれた豪華なものです。値段は忘れました。中身は普通のチョコでしょうが。
チョコはほとんど食べないのですが、「Para Tí」のチョコは確かに美味しいと思います。日本のチョコは、増量剤とチョコ風味の添加剤の味がするように感じますが、スクレのチョコはカカオの香りがします。まあ、気のせいかも知れませんが。
2011年05月30日
ウルグアイの猫たち
ウルグアイ旅行シリーズの最後は、モンテビデオで見かけた猫で締めくくりたいと思います。
この猫たちは、モンテビデオの旧市街地サランディ通りで見つけました。
家の前に2匹いますが、飼い主が家のドアを開けてくれるのをただひたすら待っていました。
この通りには犬がいないので安心です。そういえば、モンテビデオでは野良犬を見かけなかったような。スクレにはたくさんいますが。
2匹の猫が玄関で、ドアを開けてくれるのを待っている光景は微笑ましいものです。家の中から声が聞こえてきたので、直ぐに入れてもらえたと思います。
黒猫も三毛猫も可愛いです。黒猫はドラちゃんに似ていますが、ドラは長くスマートな猫だったので、よく見ると違います。シルエットがそれほどきれいじゃない。でも、どちらも飼ってみたいタイプの猫です。
猫たちに挨拶しようかと思ったのですが、せっかく家の前で待っているので、邪魔しないように、離れた所から写真を撮りました。
3日前にホテルにやってきた迷い猫は、今、ネコ師のお腹の上で毛繕いをしています。
2011年05月29日
ホテルの部屋に突如出現した猫のその後
昨日の続きです。
長期滞在のホテルの部屋に、突如やってきた猫ですが、相変わらず、居着いたままです。昨夜はネコ師と一緒に寝ました。
この猫ちゃんは人なつっこいのは良いのですが、少し「過剰」!
昨夜は、とにかくネコ師の体に触っていないと気が済まないらしく、・・・、ちょっと迷惑。猫のために寝返りも打てない。おかげで今日も寝不足です。
パソコンで仕事をしているとお腹の上に乗ってきます。だめだめ、と言って払いのけると、腕を枕にしようとします。マウスを動かせない! 重いからだめ、と言っても、言うことを聞きません。日本語でだめなのでスペイン語で言ってもやはりだめ。仕方なく、猫語を話すことにしました(嘘です)。
心配したトイレは、中庭のプランターの中でしているようです。アルゼンチンに旅行中に全滅したプランターなのでどうでも良いです。
しかし、猫は癒し効果があるのは本当だと実感しました。帰国間際で、イライラしているネコ師の気持ちを和らげてくれます。
今日は、カリカリの他に、ツナの缶詰をあげたら、大喜び。でも、これはヤバイ!
今までどんな食生活をしてきたのか分かりませんが、かなりひどい食生活だったと思います。ハムとツナ缶が大好きのようですが、どちらも塩分が入っているので猫には良くありません。
猫によっては、魚は全然だめ、という場合もあるのですが、この猫は何でもOKのようです。
この猫が少なくとも1年前にこの部屋に来たら、間違いなく日本に連れ帰るのですが・・・。
あまり、情を移さないようにしたいと思います。出国まで後4日です。でも、本当に可愛い猫です。いつもネコ師のそばにいて離れません。ちょっとウザイ、と感じるほど。
セサールもケタルピーちゃんもこんなことはなかった。ドラちゃんだけは特別でしたが。何しろ、毎日、ネコ師を50m離れたところまで迎えてくれましたから。
これほど人間になついている猫なので、飼い主の方は心配していると思うのですが、周りはビルばかりなので、誰が飼い主なのか分かりません。周囲に民家はなく、銀行やレストランや博物館だけなので。
結構(病気に)用心深いネコ師ですが、昨夜はこの猫と一緒に寝ました。とてもきれいな猫で、病気持ちではないようなので。
ところが、昔から、ネコ師が猫と寝る時は、猫が優先なので、猫が布団の中に出たり入ったりするたびに目を覚まし、寝不足です。でも、こんなことは、久しぶりです。まったく不快ではなく、心地よいというところが、猫の魅力でしょう。
しかし、この猫、可愛いです。なんでこんなに人なつっこいのか不思議なくらいです。いままでたくさんの猫を飼いましたが、これほど人なつっこい猫は見たことがありません。別の見方をすると、「元の飼い主なんかしりません」、という感じです。
この猫のその後は、たぶん、この部屋の次の住人が飼うのではないかと思うので、心配していません。
職場にいる猫もすごく性格の良い猫で、もらおうかと思ったくらいでした。なんでボリビアの猫はこんなに性格が良いのでしょうか。不思議です。
ドラちゃんもケタルもパラグアイ生まれで、日本に連れ帰った猫たちでした。本当に可愛い猫たちでした。
あまりに突然の猫の出現に、戸惑っているネコ師です。猫とは直ぐに仲良くなったのですが、・・・・・、できれば連れて帰りたい!
でも、うちには、セサールとピーちゃんが待っています。まあ、それで我慢することにします。セサールに会いたいです!
【追記】
マウスのトラブルで、画像がアップできません。そのうち、この記事と昨日の記事にもアップします。
2011年05月28日
ホテルに猫が・・湧いて出た!
昨日の夜、長期滞在のホテルの部屋の中で、猫の鳴き声がします。部屋は3階なので、道路の猫の鳴き声ではない。声がどうも部屋の中から聞こえるような気がする。
でも、そんなはずはない。ベランダは道路に面していて、しかも3階。猫が飛び移れるような場所はありません。
中庭に面したドアは、昨日は開けていないし、この部屋の鍵は私だけが持っているので、猫が入り込むはずありません。
鳴き声がしたのは2回だけで、後は静かになったので、しばらくして寝ることにしました。
ベッドに入って本を読んでいると、視界を横切る黒い影が。
猫などいるはずがないので、気にしないで寝ることにしました。しかし、寝つかれない。しかたなく、起き出して、引っ越しの準備をすることにしました。
別の部屋で、引っ越しの準備をしていると、押し入れの中から猫が鳴きながら飛び出してきました。これにはびっくり! 「こいつ、どこから入ってきたんだ!」
まあ、そんなことより、猫にオシッコをされると困るので、まずは、猫と友達になることにしました。猫の挨拶をすると近づいてきました。猫もおっかなびっくりですが、こっちも怖いです。噛まれて狂犬病にでもなったら大変です。
二度ほど挨拶をすると、猫も落ち着いてきて、少し警戒心を解いたようです。
どうも、近所の飼い猫が迷い込んできた感じです。
色は濃いグレーのメス猫で、1歳に満たないくらいでしょうか。ちょっと小太りで、すごくカワイイです。
そこで、今度は手なずけることにしました。冷蔵庫の中にハムが入っていたので、あげたら、最初は警戒していましたが、勢いよく食べ始めました。
もっとあげようと、冷蔵庫の方に行こうとすると、ニャーニャーいいながら、足下に絡みついてきます。のどもゴロゴロ鳴らしながら。なんなんだ、この人なつっこい猫は!
と思いながら、エサをあげたり、水をあげたりしているうちに、すっかりなついてしまいました。もしかしたら、2、3日前に入り込んでいたのかも知れません。だいぶお腹をすかして、喉も渇いているようでした。
写真を撮ろうとカメラを向けると、カメラの房についたヒモにジュレついてきます。
少し遊んであげた後、中庭のドアを開けて猫を外に出したのですが、直ぐに戻ってきます。もしかしたら、ベランダ側かも、と思い、ベランダ側のドアも開けたのですが、やはり居座ったまま。
仕方ないので、そのうち出て行くだろうと思い、ドアを開けたまま寝ることに。
しかし、この人なつっこい猫は、ネコ師の寝ているベッドに上がってきて、ゴロゴロやっています。胸の上に上がってきて、顔をのぞき込んだり、まったく我が物顔にくつろいでします。
そのうち、どこかに行ってしまいました。
翌る朝、仕事に行こうとすると、ニャーと鳴きながら猫が駆け寄ってきました。こいつ未だいたのか!
遊んでいる時間がないので、猫にえさをやって、仕事に出かけました。ベランダと中庭のドアは開けたままです(3階ですが)。
仕事から帰って、さすがにもういないだろうと思っていたら甘かった。ニャーと鳴きながら押し入れから出てきました。押し入れの中でずっと寝ていたのだと思います。
そんなわけで、スクレに来て2年目で、猫が部屋に住み着くことになりました。
これだけ人なつこい猫なので、飼い主の方が探していると思うのですが。
ハムばかりだと塩分が強くて猫が病気になるので、スーパーに行ってカリカリを買ってきました。
この猫といるのも後4日。いよいよ帰国です。
猫は、次にこの部屋に住む人が猫好きなので、飼ってもよいそうです。
これだけの「良い猫」はあまりいないので、飼い主に返してあげたいのですが。
写真を撮ったのですが、まともに写っていたのは、下の1枚だけでした。
この記事の続きは、次の日の記事をご覧下さい。
2011年05月26日
モンテビデオで食べたもの
アルゼンチンとウルグアイの旅行からスクレに帰ってきて、早くも3週間経ちます。
2カ国に行った割には写真も記事も少ない。これには分けがあるのですが。
ところで、アルゼンチンでは日本食三昧でしたが、ウルグアイのモンテビデオでは日本食レストランがないので、仕方なく現地食を食べました。
海辺の町モンテビデオだから、さぞ海産物が美味しいだろうと、マリスコスの店へ。
あまり食欲がないので、貝の入ったスパゲティにしました。これは美味しいのですが、驚くほどの味ではありません。
テーブルワインを注文しました。するとグラスになみなみと注いでくれました。これはうれしいサービスです。海辺にあるこのレストランは、市内から少し離れています。海産物料理で有名ということでしたが、驚くほどではなかったと思います。スペインやイタリアの方がずっと美味しかった。
モンテビデオ市内を歩き回り、疲れたので入ったレストランで食べたのが下の料理です。
標高の高いスクレだとスパゲティ料理は美味しくないので、ここでもスパゲティを注文しました。今度は、包み焼き風で、これがとても美味しい!
実は、このレストランは「寿司」も出すのですが、ブエノスアイレスの経験から、どんなものが出てくるかは想像できるのでやめました。
日本食の記事は生き生きとしているのに、現地料理の記事になると、いきなりトーンダウンするネコ師です。
美味しいレストランもあると思いますが、そんなレストランに行くには、現地の人に連れて行ってもらうのが一番です。ホテルやタクシーから聞いた「有名」なレストランが美味しいとは限りません。こんな時、現地に住んでいる人の書いたネットの情報はありがたいのですが、残念ながらモンテビデオに関してはありません。
今回で、モンテビデオの記事はおしまいですが、モンテビデオに観光でわざわざ行く価値があるかと問われれば、「No」です。
理由は、町自体に魅力がないこと、浜辺も驚くほどきれいではなく、よくある程度なこと、ブラジル人観光客相手の観光地になっており物価が高いこと、食べ物も特に美味しいと感じるものはないこと、空港から市内まで行くとき、タクシーの運転手にぼられたこと、などです。
これに比べ、2月に行ったエクアドルは魅力にあふれていました。エクアドルもウルグアイと同様、小さな国ですが、見たいものがたくさんあり、一度の旅行ではとても見切れません。また、いつか行きたいと思います。
MIX洋猫と世界遺産ランキングに参加しています。
このバナーは「セサールの酔猫バナー」という名前です。
この酔っぱらいのような猫のことをもっと知りたい方は
猫カテゴリーからご覧下さい。
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