2010年11月30日
スクレで手作りコンニャク
サンタクルスの三浦商店で「こんにゃく粉」を購入しました。かなり前のことです。いつか作ろうと思いながらめんどくさいので伸ばしのばしで今日に至りました。
おでんには、やはり「こんにゃく」が入っていないと、どうもおでんを食べた気がしない。食欲のない時には、野菜をたっぷり採れる煮込みが最適なのですが。
今日は、重い腰を上げ、こんにゃく作りをしました。こんにゃくは、以前、コスタリカでも作っていたので慣れたもの。
コスタリカの時は、こんにゃく屋さんから、こんにゃく粉を分けてもらいました。三浦商店で購入したこんにゃく粉は、山梨市にある以下のメーカーのものです。家庭用の販売もしているので、自分で作りたい方はアクセスしてみて下さい。
http://www.maruyama-syouten.com/
丸山商店 山梨市牧丘町
家庭用としては、「商品番号 1 甲州こんにゃく粉」が使いやすいと思います。
・原料 国産
・内容 こんにゃく粉50g×2袋
・水酸化カルシウム3g×2袋
・作り方説明書
・価格 840円(税込)
990円(税込・送料込み)※メール便利用時
・商品説明 簡単に作れるように、すべて計量ずみで、大きな字の説明書付です。少量の為、気軽に買って作ることが出来ます。友達のお土産などにも利用されています。50g入1袋で市販こんにゃく約7丁出来ます。全部で約14丁出来ます。 (以上、同社の説明書から)
説明書の通りに作ると簡単にできます。
下の写真は、水酸化カルシウムを混ぜてかき混ぜているところです。
下の写真は、水酸化カルシウムを入れて、型に流したものです。ここでのコツは、空気が入らないように、へらでギュウギュウ押し込むことです。押し込みが足りないとスカスカの隙間だらけのこんにゃくになります。これが重要!
大きな鍋に湯を沸かし、その中に切り分けたこんにゃくを入れ、1時間茹でます。
こんにゃくが少しふくれるので、半分を別の鍋に移しました。1時間後の写真です。こんにゃくの完成!
このままでは市販のこんにゃくと同じなので、大量のお湯の中であく抜きをします。
早速、できたてを味噌おでんにしてみました。柔らかく、とても美味しいです。
その後、おでんにしました。
今回のおでんにはたくさんの具材が入っています。
1.手作りの油揚げ
2.手作りのエビのつみれ(エビ100%)
3.ボリビアのニンジン
4.ボリビアのジャガイモ
5.ボリビア産の椎茸
6.手作り豆腐の厚揚げ
7.ゆで卵
大根はこの時期手に入らないので、残念ながらありません。
おでんを美味しく作るコツは、たっぷりのだし汁を使うことだと思います。ボリビア産の椎茸は、とても良いだしがでるので、おでんの味を引き立てます。今回は、かなり濃いめのだしにしてみました。椎茸とエビのつみれから出ただしとが混ざり合って、絶妙の味に仕上がりました。
おでんを作っている時、何か足りないなぁ、と思ったらゆで卵が入っていない。そこで、急遽、ゆで卵も追加することに。揚げ物もたりないなぁ。そこで冷凍庫の中を引っかき回し、以前作っておいた厚揚げを発見。これで、具材が揃いました。揚げ物が入っていないと、ただの野菜スープになってしまいます。
辛子を添えて、美味しく頂きました。
2010年11月29日
世界遺産スクレ:知られざる巨大クレーター
Google Earthで世界遺産スクレを見ていると、ひときわ目を引く地形があります。
隕石が衝突してできた巨大なクレーター。
まずは、位置を確認しましょう。
Google Earthで見るには、下の緯度経度をコピーして、検索窓に貼り付けて下さい。
19°03′35.36″ S 65°25′39.20″W
クレーターの場所
スクレ市から西に17Kmの所に位置しています。この地域はマナグア(Managua)と呼ばれています。スクレから車で2時間弱の距離です。
マナグアの壮大なクレーターは、現地に行って見てもクレーターとは気がつきません。不思議な地形だとは思うのですが、クレーターだと言われて初めて分かる感じです。Google Earthで3D表示すると、クレーターのように見えてきます。
遠くから見たマナグアのクレーターです。写真奥に見えるのが全てクレーターの中です。スクレでは観光コースの一つになっています。
荒涼としたアンデスの中で、特に乾季には、ここだけが緑色の美しいグラディエーションをしているので目を引きます。
この緑色は植物の緑ではなく、石灰岩の色です。このあたりはこのように複雑で美しい文様の地層が見られます。一部、ガラス越しに撮影した写真のように見える所がありますが、実際にこんな色をしています。実物はもっと鮮やかな黄緑色です。
この地層は美しいので見ている分には良いのですが、問題があります。草が1本も生えないのです。もちろん木など1本も生えていません。理由は分からないのですが、地層を構成する他の鉱物が影響しているのかも知れません。
ボリビアの観光案内にはほとんど載っていない世界遺産スクレの知られざる巨大クレーター。その魅力はなんといっても地層の美しさです。はじめて見た時には本当に驚きました。クレーターと知ったのはずっと後になってからでしたが。
地層がよく分からないので、もう一枚アップします。この写真は隣の集落のものですが、このあたりでは大体こんな光景を目にすることができます。
2010年11月28日
イラスト:ガラスボールの中の小惑星探査機ハヤブサと地球
今年活躍した小惑星探査機「ハヤブサ」のイラストを作ってみました。GIFアニメで動かすと画質がどうしても落ちるので、jpg版をアップします(地球を周回するGIFアニメはなんでも保管倉庫からダウンロードして下さい。高画質版です)。
きれいなイラストになったかなぁと思います。
小山宙哉さんの『宇宙兄弟』には引きつけられました。日本に帰国した時、子供達から、「これ、おもしれーよ」といって勧められた漫画。タイトルを見た時、コンセプトに疑問を持ったのですが、読んでみて、夢中になりました。続きを読みたい! 今年が、日本にとって、宇宙元年になればいいなぁ、と思います。
日本人で初めて宇宙に行ったのは当時TBSアナウンサーだった秋山豊寛さん(1990年)、その後、ご存じの毛利衛さんが行っています。
ところで、日本人より先にコスタリカ人が宇宙に行っているのをご存じですか。Wikiのデータは、Wikiにも書いてあるとおり、かなり不正確です。このことが書かれていません。日本は、もっと競争意欲を示すべきだと思うのですが。なぜ日本人が後回しになったのか、・・・、言うべきことは言うべきです。NASAに。これは世界観の欠如した日本のマスコミの責任が大きいと思います。島国のマスコミという感じです。
あっという間に今年も12月を迎えようとしています。今年一年を振り返った時、ハヤブサの快挙は日本人にとってうれしいニュースでした。このような話題ばかり続くと良いのですが。
元画像は、2500 x 3000pxで作っています。とてもきれいな画像です。下でアップしているものも結構サイズは大きいですが。小さいと肝心の「ハヤブサ」が見えないので、大きなサイズをアップします(下の画像はサムネイル表示です)。
地球に突入し燃え尽きる寸前の周回軌道に入ったハヤブサです。クリスマスツリーのガラス玉の中に入れてみました。
この画像をクリックすると別ウインドウで原寸表示されます。
(この画像は自由に使って頂いてかまいません。ただし、Nekoshiのロゴを外さないという条件です。原寸版(2500x3000px)を欲しい方はコメント欄に)
2010年11月27日
これこそ本物のオーパーツ:パラグアイ
世界にオーパーツと言われるものはたくさんあります。しかし、それは20~30年くらい前の話で、かつてオーパーツと言われたものの大半は、現代の科学で解明できるか、または、職人さんの知識で解明できるものだと思います。
ところで、今日、パソコンの中の画像ファイルを整理していて不思議な写真が出てきました。たぶん、ネットでは世界初公開ではないでしょうか。
そこで、今日は久しぶりの「謎の解明」カテゴリーの記事を書くことにします。
まずは、画像をご覧下さい。
これは何に見えますか。
これは自然にできたものだと考える人がいますか。
これは、観光用に作ったものだと思いますか。
これはどこで撮影したものだと思いますか。
さて、上記の疑問、質問にお答えします。
1.これは何に見えますか?
この写真が「猫の肉球」に見える人は、病院に行った方が良いと思います。
これは、どう見ても「人間の足形」です。
このタイプの「不思議もの」は、見る人により様々な形に見えるという難点がありますが、この写真は、1万人に見せたら9999人が「人間の足形」と答えると思います。後の一人の答えは、「猫の肉球」。1万人の中には「あまのじゃく」が1くらいいます(笑)。
2.これが自然にできたものだと思いますか?
これは、・・・、不明です。少なくとも人為的な加工の後は見えません。
3.これは、観光用に作ったものだと思いますか?
はっきりしているのは、現代の人間が観光目的で作ったのではない、ということです。
もし、人間が彫ったものだとしても、数百年以上前のものだと思います。
さらに、この足跡は、一つの石のかたまりではなく、周囲の岩盤と一体のものです。もし、人間が作ったとしても、この場所で作業をしたということになります。
4.これはどこで撮影したものですか?
これは、パラグアイ東部の某所です。周囲は密林に覆われています。
世界中に不思議な石がたくさんあります。
以前ご紹介したパラグアイの不思議な巨石は、実はこの近くにあります(といっても、結構距離はありますが)。未公開写真を2枚ばかりアップします。この巨石の詳細は、過去記事でご覧下さい。
人間の足跡の形をしたオーパーツと言えば、恐竜の足跡と一緒に見つかった人間の足跡や三葉虫を踏みつけているサンダルを履いた足跡などが有名です。これらはYouTubeで見ることができます。
しかし、このパラグアイの足跡は、そもそもほとんどの人が知りません。ネス湖の恐竜のようにおもしろ半分で作ったものではない、と思います。
では、自然のものか? どう見ても、自然にこのようにクッキリとした人間の足跡の形ができるとはとても考えられません。指も5本あり、それぞれの長さも正確です。自然の力で足跡の曲線、バランスをこれほど正確に再現できるとは誰も考えないと思います。
では、誰が作ったのでしょうか。
石の風化の状態から見て、50年、100年のレベルではなく、もっと以前に作られたものだと思います。しかし、ここで奇妙なことが・・・。
この足跡の縁は、まるでやわらかい粘土に足を押しつけてできた跡のように見えます。縁がクッキリしている上、非常にシャープでありながら、なめらかな曲線です。指の1本1本の跡が粘土に押しつけた時のように正確に再現されています。
もし、人間が彫ったのなら、指と指との間の岩が欠けてしまいそうな感じです。
これを作ったのは、森林の民"ガラニー族"かもしれません。ただ、ガラニー族に足跡信仰があったとは聞いたことがありません。世界的にもほとんどないのではないかと思います。
パラグアイといえば、観光的には「なにもない所」というのが、一般的な見方です。
でも、「あるところにはある」というのが、この手の不思議が大好きなネコ師の考えです。これは、まだ史跡として認定、保護されていないので、場所は伏せておきます。心ない人たちが持ち去っても困るので。
2010年11月26日
世界遺産スクレにたくさんの日本人観光客がやってきた
今週初め、うちのホテルにたくさんの日本人観光客が宿泊したそうです。
「宿泊したそうです」というのは、ネコ師は誰とも会っていないので。
うちのホテルは、フランス人が多いようで、先週も大型バスからたくさんのフランス人が降り立ちました。
そのフランス人観光客を出迎えていたホテルのオーナーに聞いたのですが、旅行社と契約しているのでフランス人が多いのだとか。
このホテルオーナー、美人です。といっても70歳を超えた方ですが、・・・やはり美人です。この方の娘さんは、ミス・チャキサカ県に選ばれた美貌の持ち主です。ホテルから2軒先のレストランを経営していて、ネコ師は顔なじみです。とてもきれいな方です。
このブログでは、スクレのことを詳細に案内することを目指していたのですが、・・・。実は、市内観光案内はほとんど書いていません。たまに、スクレ散歩でぼちぼちと、という感じでした。
理由は、地図がなかったからです。市内案内をするのにはどうてしても良い地図が不可欠です。今、その地図を自作しています。
この地図ができたなら、1枚の地図になんでも入れてしまうのではなく、目的に応じた地図でご説明することができます。
たとえば、ネコ師の朝の散歩コース、スクレの教会位置図、スクレの公園、官公庁位置図などなど。
今、ちょっと忙しいので、週末にはこの白地図を完成させたいと思います。
これができたら、やっと、世界遺産スクレ市内の見所を思う存分ご紹介できます。写真のストックがたくさんできました。
今回来られた日本人観光客の方には申し訳ないのですが、12月にスクレ観光を予定されている方には、ネコ師オリジナルの市内観光地図でご案内できるのではないかと思います。
このブログ独自の「世界遺産スクレの歩き方」をアップしたいと思います。
このネタ本は、スクレ市役所が先般刊行したスクレのガイドブックです。でも、ネコ師の記事の方がこのガイドブックより遙かに詳しいと思います。コンセプトが違います。
市役所の観光課長にも言ったのですが、このガイドブックではだめだよ。「世界遺産」の魅力をまったく説明していない。日本で売っている観光ガイドブックのレベルだよ。
この観光ガイドブックはとてもきれいな写真を使っていて、できばえも良いと思うのですが、・・・、中身がない。読んでいて、知りたいことがどこにも書いておらず、ネットにある情報を載せているだけの粗悪品、という感じです。参考になったのは、写真のアングルとトリミング。さすがはプロの仕事です。でも、記事はお粗末なものです。
これだけボロボロに批判しているのですから、ネコ師版「スクレの歩き方」は力を入れて作りたいと思います。そろそろ帰国も視野に入れながら。
この辺も含め、近いうちにご紹介します。ネコ師がなぜ「地球の歩き方」が嫌いなのか、旅行する時にガイドブックを使わないのか、その理由もご紹介できればと思います。
MIX洋猫と世界遺産ランキングに参加しています。
このバナーは「セサールの酔猫バナー」という名前です。
この酔っぱらいのような猫のことをもっと知りたい方は
猫カテゴリーからご覧下さい。
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