2010年06月01日

米国経由で中南米に旅行するときの注意点

 米国経由で中南米に旅行するときの注意点をまとめて書きたいと思います。できれば避けたい米国経由。めんどくさいです。

1.ESTA登録
 過去記事をご覧ください。

2.入国
 米国を経由する飛行機会社によって扱いが異なります。AA(アメリカン・エアーライン)で米国に到着する場合、完全な入国扱いになり、荷物も引き取り、再度預け直すことになります。サンパウロ行きのJALや他の中南米航空会社の場合には、トランジットルームで待つことになります。

 扱いが違うので、少し詳しく書きます。

① 日本からAAで米国に到着した場合
 完全に米国への入国と同じ扱いになります。通常の入国審査を行い、ターンテーブルで荷物を受け取り、税関を通り、外に出ます。(そのまま、米国内のどこにでも行けます。)
 税関を出るとすぐに、AAの乗り継ぎカウンターがありますので、そこで再び荷物を預けます(ベルトコンベアーがあるのですぐ分かります)。
 米国の滞在時間が長い場合(1日以上)、荷物の中身が必要になる場合がありますので、その時は、乗り継ぎカウンターに荷物を預けず、チェックインの時に、チェックイン・カウンターで荷物を預けます。

② サンパウロ行きJAL等、中南米行き航空会社の飛行機で米国に到着した場合

 通常の入国とは別の入国審査ブースで手続きをして、そこに併設されているトランジット・ルームで出発時間まで待ちます。トランジット・ルームの外には出ることはできません。
 荷物は、スルー扱いとなるので、ここでいったん引き取る必要はなく、目的地の空港で引き取ります。(荷物の預かり票(タグ)の宛先が間違いなく目的地になっているかチェックが必要です。これは、日本のチェックインカウンターですべきチェック項目です。この間違いで、荷物が着かないというトラブルが結構あります)。

3.出国
① 2.の①のケースで、乗り継ぎ便に乗る場合

 米国から目的地へ出国するのと同じ手続きになります。その部分も日本でボーディング・パスを発券してもらった場合は、直接、搭乗ゲートに向かいます。発券していない場合は、チェックインカウンターでボーディングパスを発券してもらいます。その時に荷物があれば預けます。

 搭乗ゲートに向かうには、最初、セキュリティチェック、出国審査の二つの関門があります。搭乗ケート番号は、ボーディング・パスには記載されていないので、近くの人に聞きます(笑)。というのは、米国の空港は大きく複雑なので、初めての乗り継ぎの時には戸惑います。人に聞くのが一番です。ネコ師はいつも聞きます。

② セキュリティ・チェック
 非常に厳しくチェックされますので、要注意です。
 空港によりチェックの厳しさが異なりますが、私の経験では、アトランタが一番厳しかったと思います。・・・、ということは、一番、不愉快な思いをしています。

 荷物、金属製のものは、コンテナに入れ、ベルトコンベアで流します。このとき注意しなければならないのは、パソコンを持っている場合です。パソコンは、外に出しておかなければなりません。これをやらないと怒られます。

 靴を脱ぎ、裸足になります。靴は、ベルトコンベアーで流します。
 女性の背が皆、低くなるので、これは結構、面白いです。

 たしか、100CC以上の液体も機内に持ち込むことはできません。飲みかけりの酒もだめです。没収されます。

 ライターも没収されます。ただし、荷物の中に入っていれば分からないようですが。何度かパスしています。

 お土産で買ったペーパーナイフも没収されます(中南米からの帰りなど)。

 ノートパソコンはかなりチェックされます。専用の検査ルームに持って行かれることもあります。これを荷物の中に入れたままで検査を受けると、ひどく怒られ、余計なチェックを受けることになるので、ノートパソコンは、必ず荷物から出しておくことが大切です。

 本人は、レントゲンケートを通ります。できれば、「ピーッ」と反応して欲しくないものです。ですから、金属製のものがないか服を良くチェックしてください。

③ 出国審査

 出国審査は、記憶がないほど簡単なので心配はいりません。
 パスポートを提示してスタンプを押してもらうだけです。

4.乗り継ぎ便のボーディングパスを日本で発券してもらった場合の注意点

 航空会社のチェックイン・カウンターを通らずに、出国手続きをしているので、航空会社では、お客さんが搭乗しようとしているのかどうか分かりません。

 出国審査を通過して、・・・、搭乗ゲートにある航空会社のカウンターで登録します。ダブルブッキングを避けることもできます。

 ボーディングパスとパスポートを提出します。ここで、入国時に作成した緑色の出国カードも回収してくれます。これをやらないと、出国カードが手元に残ることになるので、後々、めんどくさいことになるかも。

 できれば米国経由は避けたいのですが、なかなか良い便がないので仕方なく使っています。皆、不平も言わずに偉いなぁ、と思います。

 まだ、書き足りないような? 

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posted by ネコ師 at 11:43| Comment(0) | 海外旅行を楽しむ | 更新情報をチェックする

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