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2.入国
米国を経由する飛行機会社によって扱いが異なります。AA(アメリカン・エアーライン)で米国に到着する場合、完全な入国扱いになり、荷物も引き取り、再度預け直すことになります。サンパウロ行きのJALや他の中南米航空会社の場合には、トランジットルームで待つことになります。
扱いが違うので、少し詳しく書きます。
① 日本からAAで米国に到着した場合
完全に米国への入国と同じ扱いになります。通常の入国審査を行い、ターンテーブルで荷物を受け取り、税関を通り、外に出ます。(そのまま、米国内のどこにでも行けます。)
税関を出るとすぐに、AAの乗り継ぎカウンターがありますので、そこで再び荷物を預けます(ベルトコンベアーがあるのですぐ分かります)。
米国の滞在時間が長い場合(1日以上)、荷物の中身が必要になる場合がありますので、その時は、乗り継ぎカウンターに荷物を預けず、チェックインの時に、チェックイン・カウンターで荷物を預けます。
② サンパウロ行きJAL等、中南米行き航空会社の飛行機で米国に到着した場合
通常の入国とは別の入国審査ブースで手続きをして、そこに併設されているトランジット・ルームで出発時間まで待ちます。トランジット・ルームの外には出ることはできません。
荷物は、スルー扱いとなるので、ここでいったん引き取る必要はなく、目的地の空港で引き取ります。(荷物の預かり票(タグ)の宛先が間違いなく目的地になっているかチェックが必要です。これは、日本のチェックインカウンターですべきチェック項目です。この間違いで、荷物が着かないというトラブルが結構あります)。
3.出国
① 2.の①のケースで、乗り継ぎ便に乗る場合
米国から目的地へ出国するのと同じ手続きになります。その部分も日本でボーディング・パスを発券してもらった場合は、直接、搭乗ゲートに向かいます。発券していない場合は、チェックインカウンターでボーディングパスを発券してもらいます。その時に荷物があれば預けます。
搭乗ゲートに向かうには、最初、セキュリティチェック、出国審査の二つの関門があります。搭乗ケート番号は、ボーディング・パスには記載されていないので、近くの人に聞きます(笑)。というのは、米国の空港は大きく複雑なので、初めての乗り継ぎの時には戸惑います。人に聞くのが一番です。ネコ師はいつも聞きます。
② セキュリティ・チェック
非常に厳しくチェックされますので、要注意です。
空港によりチェックの厳しさが異なりますが、私の経験では、アトランタが一番厳しかったと思います。・・・、ということは、一番、不愉快な思いをしています。
荷物、金属製のものは、コンテナに入れ、ベルトコンベアで流します。このとき注意しなければならないのは、パソコンを持っている場合です。パソコンは、外に出しておかなければなりません。これをやらないと怒られます。
靴を脱ぎ、裸足になります。靴は、ベルトコンベアーで流します。
女性の背が皆、低くなるので、これは結構、面白いです。
たしか、100CC以上の液体も機内に持ち込むことはできません。飲みかけりの酒もだめです。没収されます。
ライターも没収されます。ただし、荷物の中に入っていれば分からないようですが。何度かパスしています。
お土産で買ったペーパーナイフも没収されます(中南米からの帰りなど)。
ノートパソコンはかなりチェックされます。専用の検査ルームに持って行かれることもあります。これを荷物の中に入れたままで検査を受けると、ひどく怒られ、余計なチェックを受けることになるので、ノートパソコンは、必ず荷物から出しておくことが大切です。
本人は、レントゲンケートを通ります。できれば、「ピーッ」と反応して欲しくないものです。ですから、金属製のものがないか服を良くチェックしてください。
③ 出国審査
出国審査は、記憶がないほど簡単なので心配はいりません。
パスポートを提示してスタンプを押してもらうだけです。
4.乗り継ぎ便のボーディングパスを日本で発券してもらった場合の注意点
航空会社のチェックイン・カウンターを通らずに、出国手続きをしているので、航空会社では、お客さんが搭乗しようとしているのかどうか分かりません。
出国審査を通過して、・・・、搭乗ゲートにある航空会社のカウンターで登録します。ダブルブッキングを避けることもできます。
ボーディングパスとパスポートを提出します。ここで、入国時に作成した緑色の出国カードも回収してくれます。これをやらないと、出国カードが手元に残ることになるので、後々、めんどくさいことになるかも。
できれば米国経由は避けたいのですが、なかなか良い便がないので仕方なく使っています。皆、不平も言わずに偉いなぁ、と思います。
まだ、書き足りないような?
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