若者たちがブラスバンドを先頭に行進している。
なんだなんだ!
物見うさんに覗いてみると、仮装行列のようだ。でも、その仮装が変わっている。青いマスクをしたり、ミイラ男のように包帯を巻いている若者が大勢いる。 なんなんだ! このパレードは!
【種明かし編】
実は、このパレードは、南米最古の大学の一つであるサン・フランシスコ・ハビエル大学医学部の創立記念パレードなのだとか。
スクレにはいくつか大学がありますし、高校もやたらと多い気がします。世界遺産スクレは、「白い街」として有名ですが、学生の街としても知られています。だから、街の中を歩いていると、16才から23才くらいの年代の子たちが目に付きます。特に、平日の午後6時過ぎには、通りを歩いている人の9割は23才以下の学生で満たされます。
ちなみに、大学で学士資格を取得するには5年間勉強しなければなりません。医学部の場合は日本と同じ6年です。
世界遺産の古都スクレが魅力的な街なのは、コロニアル時代の建物群が当時のままの状態で保存されていることだけではなく、若者が多いことから街が活気に満ちていることを挙げることができます。
どこの国でも若者のパワーには圧倒されます。
この国の若者たちは、本当にこのようなイベントを楽しんでいるように思います。皆、お金がないので、泥酔するほど酔っぱらうこともありません。見ていて微笑ましい気がします。
他国と同様、ボリビアでも医学部に入学するのは難関です。
写真を見ていると、どうも賢そうには見えない・・・子たちがたくさんいますが。ネコ師は、怖いので、サンタクルスの日系人のお医者さんに診てもらうことにしています。美人の女医さん候補には、今から予約しようかと思ったのですが、・・・・・、いない! グアダルーペのパレードではあんなにたくさんの美女がいたのに!(過去記事をご覧ください!!)
以下、写真を22枚アップします。あまりよい写真ではないので、数で勝負です(笑)。スクレの若者パワーをご覧ください。