2008年04月29日
Cat's Icon & Foot pad
ネコの足跡をネコ倉庫にアップロードしました。
右サイドバーのリンクから入れます。
ここでは、『ネコ足跡いっぱい』版をアップします。
これを見ていて気分が良くなるのは私だけ
このレーザービームは、遊ばなくなったネコでも、結構遊びます。
一般に売っているレーザーポインターで十分です。
2008年04月27日
ネコと犬のケンカの仲裁に入ってボロボロに
前回からの続きです。
当時、家には白黒の斑のトラネコを飼っていました。トラネコといってもトラ模様の部分は身体の半分程度で、白い部分もあるネコでした。
家の入り口から裏口まで30メートル程度の通路になってしました。この通路は家の中なのですが、荷物を運んだりするのに使っていました。
ある日のこと、この通路でネコと遊んでいると、突然、入り口から野良犬が入ってきました。
白い大型犬です。この野良犬は、ときどき入り口のあたりをうろつくことはあっても、家の仲間では入ってきませんでした。
でも、その日は違いました。ネコめがけて、まっしぐらに突進してきました。
私は、このままではネコが食われてしまう、と思い、ネコを抱き上げてかばいました。でも、この抱き上げたことが最悪の事態を引き起こしました。ネコも犬の突然の登場にびっくりし、逃げようとしている所でした。それを私がだきあげたものだから、大変です。大暴れをしました。
そこに犬が飛びかかってきました。
近くにいた大人が飛んできて、犬を追い払いました。私が覚えているのはここまでです。その後のことは何も覚えていません。
この事件で、私は顔と手に相当深い傷をおったようです。キズが残らないように、あちこちの病院に行ったことを覚えています。今でも3箇所ていど大きなキズが残っています(よく見ないと気づかない程度です)から、当時はボロボロ状態だったと思います。
私を中心に、ネコと犬が大げんかをしている中、私をひっかいたのはほとんどネコだということだけ覚えています。でも、それを家族の人に言うとネコが怒られるので、全部犬のせいにしました。
このため、狂犬病を心配して家族は驚いたかもしれません。野良犬は多分保健所に連れて行かれたと思います。
でもキズはネコと犬の爪によるもので、犬にはかまれていませんでした。私の額の大きめのキズは犬の爪です。それ以外の深いキズはネコの爪です。
私は当時、4歳くらいだったと思います。でも、そのシーンだけは、一瞬のことなのに鮮明に覚えています。必死でネコを犬から守った、と当時は思っていたのですが、ネコにはいくらでも逃げる場所があったので、私が捕まえていなければ、すぐに逃げられたようです。
そうです。私はよけいなことをして大怪我してしまいました。
小さいときからネコ好きだったんだな、と改めて思いました。
2008年04月26日
賞金首のネコとネコの仕返し -その2-
賞金首のネコは、あの事件以来、すっかり姿を見せなくなりました。
当時、私の実家は燃料店を営んでおり、・・・炭とか練炭とか、灯油とかを売っていました。
店の玄関の所にはミツウロコ社の練炭がうず高く積まれていました。
ある日のこと、ネコの鳴き声がします。それも、小さな仔猫の鳴き声です。
ネコ好きの私は、すぐに探しに行きましたが見つかりません。
それでも、猫の鳴き声がするのです。
じっと、耳をすまし、やっと声の出所が分かりました。1階と2階との間のわずかな隙間から、その声は聞こえてきました。
そこで、その隙間から覗いてみると、小さな生後2、3週間程度の仔猫が数匹見えました。
その中の一匹を「むんず」と捕まえ、持ち帰ろうとしたのですが、仔猫も必死。思いっきり手を噛まれました。
「ブチッ」という音と共に、仔猫の牙が私の手に突き刺さり、思わず手を放してしまいました。
私の手から放たれた仔猫は、こともあろうかうず高く積み上げられた練炭の間に落ちていきました。
この「うず高く」というのは半端な高さではなく、ほとんど天井近くまで積まれていて、やっと子どもが通れるくらいの隙間でしたから、2メートル30センチくらいはあったと思います。
ネコは、その一番下まで落ちたようでした。
練炭は何列にも積まれていて、子どもの私には、どうすることもできなくて、「このまま、ネコが死んだらどうしよう」と、その後、すっと心配していました。
しばらくは、ネコの声も聞こえていましたが、そのうち、忘れてしまいました。まったく、子どもっていい加減なものです。
結局、仔猫は、練炭をよじ登り、母ネコとともにどこかもっと安全な場所に移ったようでした。
当時の練炭は、ワラ縄で縛ってあったので、一番下まで落ちた仔猫でも簡単に登ることができました。
でも、それを知らない私は、なんとなく、仔猫の干からびた死体があるような気がして、そこを通るたびに不気味に思っていました。
この事件で分かったことは、小さな仔猫でも野良猫は警戒心が強く、おもいっきり囓るということ。それに、その牙は、人間の皮膚を簡単に突き破るほど鋭いということでした。
大人のネコは野良猫でも人間に牙を立てるようなことはしません。多分、牙を立てると逃げられなくなる(逃げる時間が短くなる)のを学習しているためだと思います。
何匹かいた仔猫たちを母猫がすべて運び出したのには関心しました。一応、夜には玄関は閉まっているので、昼の間に、人のいない時を見計らって、一匹づつ運んだのだと思います。
この母ネコは、賞金首のネコだったという話も聞きましたが、本当のところは分かりません。私は見ていないので。
でも、この事件の仕返しはなかったと思います。私の記憶の中では。
次回は、犬と猫の仲裁に入って、大変なことになった私の経験をお話しします。
2008年04月25日
賞金首のネコとネコの仕返し
ちょっと、昔の話。私が子どもの頃の話です。・・・相当前です。
近所を徘徊する性悪ネコがいました。
何が性悪かというと、いろいろあります。
まず、辺り構わずマーキングをして歩くので、匂いが大変です。
それも、布団にオシッコをかけるのです。私の母親の怒りは相当なものでした。
次に、干してある魚を盗みに来ます。1匹盗むだけなら愛嬌ですみますが、魚を干している入れ物ごとひっくり返します。
そこで、怒った私の母は、そのネコを捕まえて懲らしめたようです。
そしたら次の日、信じられないことが起こりました。
部屋の中に敷いてある布団の上におびただしい量のネコの糞。
そうなのです。いじめられたネコは、その仕返しに、部屋の中に入ってきて、ウンチをしていったのです。それもすごい量だったみたいです。とても1匹とは思えないような。
もしかしたら、仲間を連れてきて、一緒に糞をした、としか思えないようなすごい量だった、と聞きました。
この事件で、このネコは賞金がかけられ、捕まえたら賞金が貰えることになりました。私の小遣いの1ヶ月分以上の、当時の私にとっては途方もない額の賞金でした。
でも、子どもの私には、とても捕まえることなどできません。
賞金が欲しくて、わなを仕掛けてみましたが、賢いネコにとって、子供の作ったわななど、お笑いだったのでしょう。もちろん、捕まえることはできませんでした。
ところが、ある日、運命の日が来ました。
家の庭は結構広いのですが、町の中にあるため、高い塀で囲まれていました。
当時、近所の飼いネコや野良猫がよく庭でひなたぼっこをしていました。
通常は、ブロック塀の上か、倉庫の屋根の上にいるのですが、その日はたまたま、庭の中で例の賞金首のネコが寝ていました。
それを見つけて、私と父は、塀の角までネコを追いつめました。
賞金首のネコは、最初は逃げ場を失い、慌てて、しっちゃかめっちゃかに走り回っていましたが、次第に追いつめられ、次には、こちらを威嚇してきました。
この時ほど、ネコを怖いと思ったことはありません。
最近のネコはすごくおとなしいと思います。しかし、当時のネコは、生きるのも精一杯だったのか、野性的でした。
そういえば、背中を高く丸め、すべての毛を逆立てるネコを見かけなくなりました。ネコのケンカのときもそうです。最近のネコは、声で牽制しますが、態度であまり表さなくなったような気がします。
ほんとうのボス猫もあまり見かけません。本当のボス猫は、ケンカしたとき逃げずに立ち向かうため、顔にキズを負って、耳も痛んでいます。
ちなみに、ケタルは体はでかいのですがケンカに弱いため、逃げるために敵にお尻を向けるので、体の後ろをいつもケガしていました。
このブロクで紹介したボス猫ブタマンは、まさにボス猫でした。顔はキズだらけで、耳はボロボロ、首はアントニオ猪木のようにガッチリして短く、手足は信じられないくらい太くガッチリとしていました。
今考えても、あんな怖いネコをお風呂によく入れたと思います
話を戻すと、追いつめられた猫の採った行動は、いまでも信じられないものでした。
2メートル以上もある壁を垂直に登って逃げたのです。
皆、唖然としました。
でも、それ以来、賞金首のネコは姿を見せなくなりました。よほど怖かったのでしょう。
このため、私のお小遣いの夢は消え去りました。でも、ほっとしたのも事実です。
賞金に目がくらみ、ネコを捕まえたいと思う反面、捕まえた後、ネコはどうなるんだろう、という思いがありました。
私の両親なら殺しはしないだろうと考えましたが、祖母だったら、・・・・。
たぶん、袋に入れて、家の近くの川(といっても河口のためほとんど海)に棄てたでしょう。間違いなく
だから、賞金首のネコがいなくなって、実はほっとしたことを覚えています。
<次回につづく>
2008年04月22日
ネコ裁判と八割れネコたち
ネコ裁判という面白いブログがありますが、当事者になったら笑ってはいられません。
ネコを飼っているとご近所とのトラブルはつきのもです。都会では家の中で飼うしかないのでしょうか。
訴えられるのもいやですが、訴える方も相当のパワーが必要になります。そのような裁判沙汰にはなりたくないものです。
ケタルやピーちゃんのようなネコのことを八割れネコというようですが、このタイプのネコはあちらこちらで見かけます。そのため、あらぬ疑いをかけられることもあります。
ケタルを日本に連れ帰ったとき、ケタルによく似た野良ネコの仔猫がいました。名前はチャップです。
ご近所では、ケタルの子供だ、と噂されていましたが、ケタルは去勢しているので子供はできません。ネコには戸籍がないので、疑っている人は、今でもケタルの子供だと疑っていると思います。
以前、外国で買ったお気に入りのネコグッズの記事の中で「3匹ケタル」をご紹介しました。スペインのマラガで見つけたケタルそっくりの八割れネコの帽子かけで、たまたま3個買ったので、「3匹ケタル」と名付けたものです。
そのときは、ケタルしかいなかったのですが、あとで、やはり八割れネコのチャップとピーちゃんが我が家の飼い猫となり、本当に3匹ケタルになりました。
しかし、残念ながら、3匹がいっしょになることはありませんでした。
同じポーズで写真を撮ったら相当笑えますが。。。
ピーちゃんは今日も元気にお転婆しています。
ケタルとピーちゃんを比べてみました。
ふてぶてしいケタルと若々しいピーちゃんとでは、雰囲気が全然違いますが、飼い主から見ればどちらも可愛いです。
MIX洋猫と世界遺産ランキングに参加しています。
このバナーは「セサールの酔猫バナー」という名前です。
この酔っぱらいのような猫のことをもっと知りたい方は
猫カテゴリーからご覧下さい。
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